【Hachiko: A Dog's Story】 2009/08/08公開 アメリカ 93分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクファデン
ベッドリッジ駅、午後5時。
駅にはいつも君が待っていた。
日本からアメリカへと送られてきた秋田犬の子犬。駅で迷子になってしまったその子犬を大学教授のパーカーが拾い上げる。受取人が見つからなかったことから、放っておけずに家へと連れ帰る...
『ハチ公物語』のハリウッドリメイク作品。
監督は『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』のラッセ・ハルストレム。
あのハチ公がアメリカでどんなんなっちゃうんだろー、きっと泣けないだろーなと思ってたので観にもいかなかったしDVDもレンタルしませんでした。だってリチャード・ギアの“はぁちぃ~”の発音は笑ってしまうんだもん。そんなわけで地上波での放送なのでまぁ観てみるかーという感じで。
あれ、北大路欣也さんがハチの吹替えじゃないのね。 ←あたりまえっ
リチャード・ギアの吹替えには違和感が・・・どうしてもハチがしゃべってるように思えて仕方がない。最初だけね、、、。元のハチが北海道犬だったら大変なところだった。犬つながりでオファーされたのかな、、、。
ハチが日本からアメリカに渡る部分は無理矢理感がありましたが、ハチと教授の絆はとても自然で良かったし、教授が亡くなってからのハチの様子も、ハチを取り巻く人々の優しさも日本版に忠実で意外にも泣けてしまった・・・リメイクは成功したのかなーと思いました。これが洋ものワンコだったら全く泣けなかったでしょうね。
それにしても教授の奥さんや娘、ひどくない?。オリジナルではやむを得ない状況だったから仕方ないんですが、リメイク版はそんなにやむを得ない事情には思えなかった、、、。簡単に引っ越さなくてもいいのに。
それよりも本当の飼い主はどうなったんだろ。ちょっとー届かないんだけど!と荷物(じゃないけど)の追跡調査はしなかったんですかねぇ。私ならする!その前に犬だけ送るのはどうかと....。今、アメリカじゃ日本犬を飼ってる人多いみたいなんで普通に飼っちゃいましたーで良かったかも。
とかなんとか言っちゃっても、ハチ役のわんちゃんには泣かされたのは確か。何とも言えない寂しげな表情がすばらしい~。★おまけはわんちゃんに!! 音楽も良かったし、『ギルバート・グレイプ』の監督さんと知って納得。観てよかったです。
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