
【21 BRIDGES】
2021/04/09公開 中国/アメリカ 99分
監督:ブライアン・カーク
出演:チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ
マンハッタン島、完全封鎖。
STORY:NY市警の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、同じ警官だった亡き父親への想いを胸に、忙しい日々を過ごしていた。そんな折、真夜中に大量のコカインを奪って逃げた犯人2人組が、警察官8人を殺害する凶悪な事件が発生する...
警官殺しの強盗犯を捕まえるため、マンハッタン島にかかる21の橋を全て封鎖する前代未聞の作戦を決行した切れ者刑事が繰り広げる緊迫の犯人追跡劇の行方を描いたクライム・アクション。監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』などTVを中心に活躍し、長編映画は本作が2作目となるブライアン・カーク。製作には「アベンジャーズ」シリーズルッソ兄弟の名前あり。
2020年8月に43歳の若さでこの世を去った『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンの最後の劇場公開作品。久々に私の大好物のドンパチが観られて嬉しい。しかも銃声音が重く、銃撃戦ではずっしりくるので劇場向きかも。
タイトルの21ブリッジは、マンハッタン島全域を封鎖するには21の橋があるということね。あまりブリッジ封鎖感はなかったような...。
警官殺しの強盗犯の追跡劇はありがちではあるけれど、追跡していると意外な事実がわかってくる。いろいろと違和感を感じながら観ていたのだけれど....やっぱりなという感じではある。警察官の実情が描かれているのがリアルに感じる。
ちょっと懐かしさを感じる警察もの。全体的に地味ではあるけれど、封鎖のタイムリミットが迫る展開で好み。チャドウィック・ボーズマンの正義感と事件の真相との葛藤はなかなか見ごたえあった。もうスクリーンで観ることができないのはとても残念すぎる。
鑑賞日:2021/04/10
GPイメージ
超悪が出てきて21の橋、全部落として
「ヒャッハー、これでNYは俺たちの物だ」とか言ってくれないと。NY1997か、それは。
もうちょっと21の橋を全面に出してほしかったかな?