2021/04/23公開 日本 138分
監督:大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、伊勢谷友介、土屋太鳳、三浦涼介、音尾琢真、鶴見辰吾、中原丈雄、北村一輝、有村架純、江口洋介
STORY:かつて激動の幕末に“人斬抜刀斎”と恐れられた緋村剣心は新時代を迎え、斬れない“逆刃刀”を手に“不殺の誓い”を立て、志々雄真実との死闘を乗り越えた今は、仲間たちと平穏な日々を送っていた。しかしやがて、そんな剣心の前に彼の“十字傷の謎”を知る男・雪代縁が現れ、剣心のすべてを破壊すべく恐るべき復讐心とともに冷酷無比な“人誅”を仕掛けてくるのだった... (allcinemaより)
「るろうに剣心」シリーズの最終章2部作の第1部。剣心が自らその手で斬殺した妻・雪代巴の弟にしてシリーズ史上最恐の敵となる縁(えにし)との壮絶な死闘の行方を描く。監督・脚本は引き続き大友啓史。
1作目が公開されたは2012年で、前作から6年たって主要キャストが全員そろっているのはすごいこと。今作は原作の“人誅編”をベースに剣心の“十字傷の謎”を知る男・雪代縁が現れ、剣心に復讐を仕掛けてくるというもの。
前3作をおさらいして初日に鑑賞。続編ごとにアクションシーンがパワーアップしているけれど、今作もさらにパワーアップしててものすごいスピード感ある殺陣シーンは見ごたえ十分。すべてがクライマックスと思えるほど次から次へと怒涛の展開が続く。街がこれでもかと破壊され、雪代縁の剣心のすべてを壊すべく彼への復讐心が恐ろしい。その理由は...理解できるのだけれどやりすぎ感が半端ないっ。
剣心が結婚してたのには驚いた。今までにも過去エピソードはちらほら出てきたけれど奥さんのことや十字傷の謎も描かれていて、とにかく切なすぎる。第2部ではもっと詳しく描かれるのだろうけど。
最終章ということもあり、過去作に登場した人た、お前はー!という人も登場して集大成な感じ。これまでの物語はこの第1部で完結。剣心もやっと前を向いて生きていけるようになったのは良かった。
雪代縁を演じた新田真剣佑が『ブレイブ -群青戦記-』と同じ人とは思えないほど冷酷無比な役を演じきっていたのは素晴らしい。このシリーズは敵が強いからこそ見ごたえがある。クライマックスの剣心とのバトルは見ごたえあった。
左之助ってかなりボコボコにされて普通は死んでるよねーと思うのだけど、しばらくすると血だらけでも元気に登場してくるもんだから不死身なヤツ 笑。
しれっと伊勢谷友介が出てたね。操が出てくるなら蒼紫も必要だし...なんやんや言ってもいい役者なんだよね。
今回も劇場で観るべき作品であり大きなスクリーンで体感する作品。一年延期されてやっと公開~と思ったら、都内では公開3日目から休館とのことで気の毒すぎる。というか映画館の感染対策はしっかりしているのになぜ?としか思えません。
鑑賞日:2021/04/23
そうじゃないと、縁が薫を守った理由が分かり辛くなってしまうので。
それにしても仰る通り、新田真剣佑の俳優としての凄さには驚きでしたね。一流のカメレオン俳優と言ってもいいほどでしたよ。
その辺も観てみたかったです。
新田真剣佑は今後も楽しみな俳優さんですね。
前座はまぁ仕方ないんですけどね。メインがあちらなので^^;