【KILLERS OF THE FLOWER MOON】
2023/10/20公開 アメリカ 206分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン
STORY:地元の有力者である叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト・バークハート。その土地には政府によって強制的に移住させられた先住民族のオセージ族が暮らしていたが、石油が出たために、先住民族でありながら多くが資産家となっていた。やがてアーネストは、そんなオセージ族の女性モリーと恋に落ち結婚する。ところが、彼らの周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める... (allcinemaより)
デイヴィッド・グランの全米ベストセラー犯罪ノンフィクションを映画化。およそ100年前の米国オクラホマ州を舞台に、先住民族を巡る陰惨な連続殺人事件の謎と、その背後に浮かび上がる巨大な陰謀の行方を描く。監督は『アイリッシュマン』『沈黙 -サイレンス-』などのマーティン・スコセッシ。
はじめ、206分と聞いて躊躇したけれど、スコセッシ監督とディカプリオが長編映画6度目のタッグを組んでの作品なのでやはり観ないとーということで鑑賞。約3
時間半の長丁場ながらも、物語に引き込まれて長さを感じさせずに観ることができた。休憩はないの?と思いつつもこれはイッキ観してこその作品の良さなので、観る前の水分調節は必須。
原作ものではあるけれど実話とのこと。オーセージ族などこの時代背景は知らなかったけれど、こんなことが実際に起こったなんて恐ろしい。先住民の土地で石油が出てお金持ちになったとたんに陰謀に巻き込まれるという...。先住民と結婚してその後の遺産相続にしても白人側に有利になっているのがおかしい。全体的に淡々と展開されていくけれどかえってそれがじわじわ人間の醜さが伝わってくる。登場人物が多いけれどついていけないこともなく、途中ダレることもなく最後まで見応えある作品だった。
帰りにパンフレットを買おうとしたらなかったのは残念、、、
鑑賞日:2023/10/30
物語にハマれないとつらいかもしれませんねぇ💦