【NEXT】
2008/04/26公開(04/26鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:リー・タマホリ
製作:ニコラス・ケイジ他
原作:フィリップ・K・ディック『ゴールデン・マン』
出演:ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、トリー・キトルズ、ピーター・フォーク
彼には見える、2分先の未来が──
世界を脅かす核テロリズム。
政府はたった一人の男が持つ、
予知能力に全てを賭けた。
STORY:
ラスベガスの小さなクラブでマジシャンをしているクリス(ニコラス・ケイジ)は、未来を予知する能力を隠し持っていた。一方、ロサンゼルスのどこかに核爆弾が仕掛けられ、アメリカ全体が2時間以内に壊滅する危機にさらされる。FBIのカリー(ジュリアン・ムーア)はクリスに協力を依頼するが、彼が予見できるのは自分の身の回りに起こるほんの2分先の未来で……。(シネマトゥデイ)
今回は・・・・ナチュラルですか?いや量が・・・
毎度おなじみヘアチェックです(笑)
個人的にとぉーーーーても気になる作品だったのですよ。昨年のことですが、今までにないような検索数が多かったのは“NEXT”という単語。こちらと同名タイトルの「NEXT」はそんなに気になる作品じゃなかったハズ。
たぶん“仮面ライダー THE NEXT”だったのかもしれませんが、もしかしたらニコちゃんの“NEXT”だったのかもしれない。そんないわくつきの作品どす。
ゴールテンウィークは観たい作品が目白押し。どれかは・・・諦めるかもしれないけれど、とりあえず優先順位で2本立てで観てきました。まずはコレ。
「007/ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリ監督による、フィリップ・K・ディックの短編小説「ゴールデン・マン」を映画化。
フィリップ・K・ディックといえば、「ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」「スキャナー・ダークリー」の原作者だそうですが、とりあえず観てみたのを並べてみましたが、うーんどれも不思議な雰囲気のお話でしたね。
今作は、“2分先”の自分に関わる未来だけが見えるという主人公が核爆弾テロを阻止するというお話です。予知能力によって未来の犯罪を阻止するというので、なんとなく「マイノリティ・リポート」を思い出す感じですね。
こちらは現代なので観やすいかも。
2分先の未来がわかっても2分で何ができる?って話ですが、ナンパにはもってこいの能力のようですな。実際ニコちゃん、あれこれ未来を読んでナンパ成功させてたじゃん(笑)
たった2分でも身の危険を察知して避けられるのはうらやましいな。
自分に関わることしか未来がわからないのに、なんでリズが出てくるのか。お店で声掛けなきゃ無関係だったんでしょうかね。それとも運命の相手だからリズと関わるように引き寄せられたのか。
などと考えるとキリがなくなってきます。時間軸系の作品はあれこれ考えながら観ちゃいけないんですが、どうしてもつじつま合わせをしたくなるものです。
最初から最後までどのシーンが現実なのか未来なのか騙されまくりましたー。これが現実かーと思ってたら・・・えぇ!
・・・とまぁ、そんなこんなと混乱するからラストの現実がいきてくるわけですがね。
でもあのラストって・・・どうなの?
それじゃどうするの?という時に終わってるような。まさか続編でどうぞというわけじゃないでしょうね。
お話としてはごく普通。核爆弾を仕掛けた犯人グループの背景がイマヒトツでした。アメリカ全土が壊滅させられるというのに、FBIは未来が見えるマジシャンにかかりっきりの映像で国レベルの危機感はなかったのがちと残念ですかね。小規模レベルではリズを助けることができるかーと緊張感はありましたけど。
ん?2分先のニュースのその先もその先もわかってたのは能力が強くなったということでしょうか。
まぁいいか、、、
ニコちゃんアクションカッコ良かったですね。キマってました(笑)←?
カッコ良い演技をすればするほどなんか笑っちゃいますねー。
分身の術は笑いました。あんなにわらわらと・・・。
とにかくニコちゃんにはたっぷり笑わせていただきました。
リズ役のジェシカ・ビールがキレイでした。こういう顔好きです。しかし、あんなに簡単に恋に落ちるもんですかね。やはり運命の相手だから?都合良すぎない?と思ったりして。
FBIのジュリアン・ムーアもカッコ良かった~。こういう役は似合いますね。
2分未来男を中心に描きすぎてビル2、2棟分くらいの爆破テロ規模に思えてしまったのですが、そこそこ楽しめましたよ。
エンドロールもちゃんとこだわってましたしね。
“ゴールデンマン”のゴールデンつながりで、ゴールデンウィーク中にいかが?というところでしょうか。
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