【THE SPIDERWICK CHRONICLES】吹替版
2008/04/26公開(04/26鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:マーク・ウォーターズ
原作:ホリー・ブラック(作)『スパイダーウィック家の謎』(文渓堂刊)
トニー・ディテルリッジ(絵)
出演:フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズ・パーカー、ニック・ノルティ、ジョーン・プロウライト、デヴィッド・ストラザーン
その世界は、すぐそこに…
STORY:
両親が離婚して母親と森の奥にひっそりとたたずむ屋敷に引っ越してきた3人の姉弟マロリー(サラ・ボルジャー)、ジャレッド(フレディ・ハイモア)、サイモン(フレディ・ハイモア)たちは屋根裏部屋から謎の書を発見する。そこには大叔父アーサー・スパイダーウィックの“決して読んではならない”という警告のメモが記されていた。(シネマトゥデイ)
本日2本目でございます。久々の2本立て。ちょうど1本目が終わる時間にコチラが始まるので、走って出てまた入ってと走りました、、、
またしても吹替版での鑑賞です。しかし、誰が吹き替えをするのかわからなかったので、もしかしたらイケルと思い観てきましたがOK!!
ヘタな芸人さんを起用してないので安心して観られました。
フレディ・ハイモアくんが出演しているので観てきました。フレディくんは今回2役なんですね。全然予備知識を入れてなかったので、最初見た時似てる?でもソックリさん?と思ってしまいましたよ。ちゃんと役を演じ分けていたのはお見事です。ジャレッドはちょっと反抗的で、サイモンは優等生タイプで区別はちゃんとつきましたもん。反抗的なフレディくんかわいい。
しかも合成もうまくて言われないと気づかないくらいです。
お姉さん役はどこかで見たなと思ったら「アレックス・ライダー」のサビーナでした。前は馬に乗って勇ましく、今回は剣をもってまたまた勇ましくです。
“決して読んではいけない”
こう書かれているとどうしても見たくなるもの。禁断の本を開けてしまったことから、悪の妖精に狙われちゃいます。ファンタジーものというと子供たちだけの世界のイメージがありますが、今回は大人を巻き込んでのお話でした。原作は未読なので比較はできませんが、未読でもわかりやすい展開で楽しめます。
最近のファンタジー作品の中ではかなり面白いかも!
最近観たファンタジーは安心して観られるというか、ワクワクドキドキ感がいまひとつな作品が多かったのですが、今回はそのワクワクドギトキ感があり楽しめました。内容的には似たり寄ったりかもしれませんけどねー。
妖精さんたちのCGがお見事ですね。ILMやティペット・スタジオの全面協力とのことでホントにキレイ。
花びらのように飛ぶスプライトはとてもキレイ。でももらった食べ物を食べてしまうと人間の食べ物が食べられなくなっちゃうのです。世界にいる食べないでも生きていける人は食べてしまったのかもしれませんねぇ。
ブタさんのような鼻をしたホグスクイールや二面性のあるちょっとツボだったシンブルタックなど個性的な妖精で楽しいです。うちにもたくさん“はちみつ”あるよ~。
一番悪の妖精のマルガラスは自由に姿を変えられるのがウリであるとともに欠点だったりして、ラストは意外にもあっけなかったですな。でもそのあっけなさも納得きるので笑えましたよ。
普通の妖精と人間との交流や戦いだけじゃなくて、大人たちに振り回されてちょっと反抗的だったジャレッドが今回の出来事で大人になってくところも良いです。反対にジャレッドを信じなかった母親も信じることが大切だということを気づいていくというのも良いですね。バラバラだった家族がひとつになってく過程も良かったです。
大叔父さんのアーサー・スパイダーウィックとその娘とのエピソードも切ない。そのためかラストはちょっとウルッときました。良かった良かった~。
妖精についてはあまり詳しくないんですが、割と信じてるほう・・・かも。
彼らは壁の中に住んでるというのを知ってピンときた。10年以上前壁の隙間で夜になるとガサガサ音がしてたことがあったんですよ。今はその部屋を替えてしまったから聞けませんが、きっとあれは妖精にちがいない!(笑)
なんとここ宇都宮市には“うつのみや妖精ミュージアム”なるものがあります。日本の妖精研究の第一人者といわれる井村君江さんは宇都宮出身で名誉館長です。ぜひ近くの方はお立ち寄りくださいませ。
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