【127 Hours】 2011/06/18公開 アメリカ 94分
監督:ダニー・ボイル
出演:ジェームズ・フランコ、アンバー・タンブリン、ケイト・マーラ、リジー・キャプラン、クレマンス・ポエジー、ケイト・バートン
アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。ロッククライミングをしていた登山家のアーロン・ラルストンは落石事故に見舞われ、右腕を断崖に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう...。
思わぬアクシデントで究極の選択を迫られてしまう登山家アーロン・ラルストンの奇跡の実話。
監督は『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル。主演は「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ。
出掛ける時は必ず行き先を知らせましょう!!
奇跡の生還ということなので安心して観られるか....と思ってたけど、やはり腕を挟まれてしまってからはドキドキだったなぁ。しかもアーロンがどうやって生還したのかは知らなくても容易に想像できるだけにその時が一番きつかったデス。
岩に挟まれて身動きが取れなくなってからはジェームズ・フランコのひとり芝居。
どうにもならない極限状態の迫真の演技は素晴らしかったです。
かなり辛い内容かと思ってたんですが、回想や妄想とか明るめに演出されていたのは助かりました。
登山家としての知恵はなるほど~と思ったり。
しかし、究極の選択シーンはもう...もう........本当にその状況なのかなと思うくらいリアルな演技。
ちょっと前にDVDで観たライアン・レイノルズ主演の『[リミット]』もひとり芝居で極限状態を描いたお話だったけれども、こっちは実話だから感じ方も全く違います。
5日と7時間...岩と自分だけの世界。
孤独で何度も絶望しかけただろうに....。
何よりもアーロンが前向きで最後まで希望を捨てなかったことが生還に繋がったのだと思います。
私なら最初から諦めてる...いやその前にそんなトコいかないけどね。
生きて帰るためには、もう一度親や友人たちと繋がるための究極の選択を決断する。中国製のナイフは役にたたないしようだしどうやって?と思ったら...あの音でダメでした私。見てられなくて下を向いちゃったところもありました。
クライマックスでもうすぐ終わるという頃、軽い頭痛の中観に行ったのが悪かったのか、ちょっと気分が悪くなってきてしまってトイレいこうか頑張るか自分との戦いでもありました。結局、戦いに勝ってエンドロール終了まで頑張りましたけど、軽い貧血状態になってしまった目がチカチカしちゃった、トホホ。
こんなこと初めてでグロ系の作品でもなかったのにな...やはり実話だから?いやジェームズ・フランコさんの演技のたまものでしょう。
127時間 (小学館文庫) | |
Aron Ralston,中谷 和男 | |
小学館 |
127時間 (字幕版) | |
James Franco,Amber Tamblyn,Kate Mara | |
メーカー情報なし |
それにしてもダニー・ボイル監督とジェームズ・フランコの見事なコンビネーションでした。
最後自分との戦いになっちゃったのね。
それだけジェームスくんの演技も素晴らしかったんだよね。
がっつり見応えのある映画でした。
自分で…だもん(泣)
「仁」の手術シーンは平気だけど、これ、結構キツかったわぁ~。
フランコ君、最高に良かったね!
彼だから最後まで頑張って観れました(爆)
本当にお二人のコンビネーションはお見事でしたね。
さすがにもう一度...挑戦!は難しそうです。
でもジェームズ・フランコの演技は素晴らしかったし、見応えありましたね。
実際にやっちゃったというのがあるからよけいにキツかったですね。
>フランコ君、最高に良かったね!
いままで観た作品の中でもピカイチですね。
私もあれだけの演技を見せてくれたから、最後ので頑張って観ることができました!
切れないナイフってところが何とも痛さが増される感があって。。。
とはいえ、かなり苛酷な状況にもかかわらず、陰鬱さを感じさせずに、死と生の狭間で闘う怖さと強さに魅せられました。
私もダメでした。
でも、あの苛酷な状況での精神的な強さはすごいですね。
人間の強さを見ました。
無事に生還出来た時は、思わずホッとしました。
エンディングロールに入ってから、暫く席から立てず・・・。
あの辺りの音楽センスもさすがダニー・ボイル監督でしたよ。