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2013/09/13公開 日本 PG12 135分
監督:李相日
出演:渡辺謙、柄本明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、近藤芳正、國村隼、滝藤賢一、小澤征悦、三浦貴大、佐藤浩市
人は、どこまで許されるのか。
[Story]
1880年、北海道。かつて幕府軍最下層の兵士として幕末の志士を斬りまくり、“人斬り十兵衛”と恐れられた男、釜田十兵衛。彼は、落ち延びたこの地で一人の女性と出会い、所帯を持つ。その妻は3年前に他界し、今は残された2人の子どもと共につましく静かな生活を送っていた。しかし、最北の地での暮らしは過酷を極め、食べるものにも事欠く有様。そんな時、かつて幕府軍として一緒に戦った仲間、馬場金吾が現われ、賞金首の話を持ちかける...
クリント・イーストウッド監督・主演による1992年の西部劇を、舞台を開拓時代の北海道に移したリメイク作品。かつて“人斬り十兵衛”として恐れられた男が、一度は刀を封印したが昔の仲間との再会をきっかけに再び刀を手にして.....というもの。監督は『フラガール』『悪人』の李相日。
今回は母も観たいというので久々に一緒に観てきました。
やはりCM効果があったのか、謙さん目当てなのかほぼ満席状態でしたね。
オリジナルは西部劇、私はなぜか西部劇にはどんな傑作でも面白さを感じられないヤツですので、好きなイーストウッド監督・主演でも...実はあまり盛りあがりませんでした(ラストだけ↑)。リメイクのほうは舞台が日本だということもあり、こちらのほうが物語に入りやすかったです。
ほぼオリジナルに忠実に描かれてました。細かい設定は変わってたりするけれど大筋は同じ。リメイク作品て、オリジナルを先に観るべきか後に観るべきかと悩む所ですが、今回は先に観て正解だったと思います。わりとテンポが緩めだし淡々としてるのでどういう話か知らなかったら寝てたと思う、、、。内容を知ってたので、オリジナルとの比較を楽しみながら観られたのが良かったです。
舞台を開拓時代の北海道にしたのが良かった。西部劇の広大な風景と開拓時代の北海道の風景が似てましたしね。それに馬に乗って出掛けるのも西部劇っぽい。アメリカを日本に置き換えてたリメイクはそうないので新鮮。
舞台がどこの国になろうとこういうお話はあてはまるもんですね。
謙さんはあまり斬りまくりした人には思えなかったけど、ラストでは表情が一変して目に凄みが出てきたところはテンション上がりましたね。たしかオリジナルもソコだった(笑)。
浩市さんの悪役良かったな。でもオリジナルの保安官も嫌なヤツだったけど町の平和を守るのために暴力的だった描き方だったけど、こちらはただの悪いヤツっぽかったかな。
あとあと、賞金の話を持ちかけてぬけちゃうのはどうなんだろ。私はもとの設定のほうのが良かったし、そのほうがクライマックスにいきてくるような気がしました。とはいえ、キャストが良かったんでそれでヨシです。でももう一度オリジナルをみなおしてみたくなりました。
エンドロールで...柳楽優弥くん?どこに出てたっけ?とボケかましてしまった(汗)
実は出演作を観てないかもしれん、、、
★★★.9
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父とはトーキョーシネマショーでファイナル・デッドコースターかなんかをわりと最近観た。そんな映画が最初で最後の父との映画鑑賞になりそう。
なんちゅうつまらんことを、「今回は母も観たいというので久々に一緒に観てきました。」の一文で考えた。
お母さんは、この映画どうだったんでしょう?
最後も結構斬られたり、撃たれたりしていたので…。
ただ、金吾が死んだと知ってからの十兵衛の表情の変化には目を見張るものがありました♪
柳楽さんは、パッと見気付かないかもしれません。
でも、良い演者になりました。
そうそうそう、私も同感です。
賞金を持ちかける金吾が途中離脱も不自然なんだけど、街の保安官が、どうしてもこちらはただのイッちゃってるやつっぽくなってたでしょう?
もしや佐藤浩市だったから?とも思ってしまった(汗)
ウルヴァリンの記事を送っていました。。汗
m(_ _)m
オリジナルと比べて気になった所は説明してあげましたけど。
冒頭のほうにでも“人斬り十兵衛”らしさが描かれていると良かったのですが...
>金吾が死んだと知ってからの十兵衛の表情の変化
このあたりはさすが!と思いましたね。
よく知らなかったとはいえ恥ずかしながらですが、
柳楽さんて少年のイメージのままだったものですが...
うまい俳優さんですね。
イっちゃってる浩市さんはそれはそれで好きなんですが、物語的にはちょーっとあれ?って感じですかね。
ウルヴァリンの記事は削除しときました~。
なんか盛り上がらなかったですね。
おかげでラストで謙さんの目つきが変わったときは、
嬉しかったです(爆
自分はイーストウッドの作品を観ていないので、今回の「許されざる者」はオリジナル作品と言うスタンスで鑑賞していました。
重苦しい内容が多かったですね。
そういった部分をベテラン俳優陣の演技などで際立たせていたと思います。
あと、渡辺謙さんが流石ですねw