【UNTRACEABLE】R-15
2008/04/12公開(04/15鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス、メアリー・ベス・ハート、ピーター・ルイス
FBIサイバー捜査官を追い詰める、66億人の好奇心。
STORY:競技場近くの駐車場で誘拐された男が、ウェブサイト「Kill with me」上で公開殺害された。画面上に掲示されるアクセス数のカウントとともに薬物が増量され、じわじわと死に至る状況を刻一刻と中継するという残忍な犯行だった。FBIネット犯罪捜査官のジェニファー(ダイアン・レイン)が捜査を開始するも、第二の犯行が実行され……。(シネマトゥデイ)
閲覧者みんなが共犯!?
ちょっと面白そうかも~と軽い気持ちで観てしまったワタクシ。この作品を観てるってことはこれも共犯?と思ってしまいそうな複雑な心境になるお話でした。
最近のネット事情に警告してるような内容ですね。普通のウェブサイトならアクセスアップしたら大変嬉しいもんですが、このお話はサイトのアクセスがアップすればするほど被害者の死が早まるという、なんとも残忍な犯行です。なので、好奇心でサイトを閲覧してる人も共犯なわけです。
被害者の殺され方はちょっとSAWっぽいかも。意識してる?
見ちゃだめ!といいつつも犯人逮捕のためには、FBI捜査官やマスコミも、アクセスアップや被害者の死を早めるお手伝いをしてしまうわけで・・・
その間に被害者はじわじわっと死に至っていくのです。FBI側も見てるだけで何もできない。どうやって犯人を見つけるのか。
でも被害者には共通点があって、そこから犯人を割り出していくんですが意外と早かったですね、、、
犯行の動機や展開は新しいものではないんですけど、ネット犯罪をあつかったものとしてはそこそこ緊張感があって面白かったです。
最近はネット犯罪も増えて、ネット犯罪専門の捜査官たちもずっとパソコンと睨めっこしていないといけないしで、とてもストレスが溜まるお仕事ですねぇ。
期待としては、犯人と捜査官との頭脳戦みたいのがあって犯人を追い詰めていくのかなと思ったのですが、すごいことが起こるというわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもなく地味でシンプル。ラストはちょっとあっけなかったかな?
でも私はこの地味さは好きです。
あのー、この邦題もっと適切なタイトルはなかったのかな・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます