【VOLKODAV IZ RODA SERYKH PSOV/WOLFHOUND FROM THE TRIBE OF GREY DOGS】
2007年劇場未公開
製作国:ロシア
監督・脚本:ニコライ・レベデフ
出演:アレクサンドル・ブハロフ、オクサナ・アキンシナ、アレクサンドル・ドモガロフ、イゴール・ペトレンコ、アルチョム・セマーキン
STORY:女神・モラナの呪いによって太陽と秩序を失った暗黒の時代。唯一の生き残りである少年・ウルフハウンドが、一族の誇りを取り戻すため、モラナが住むと言われる天空門を目指す。
ロシア産ファンタジー。金かけてますっ!!
ロシア製ファンタジー。約24億円の製作費をかけて映画化したそうで、最近のロシアも頑張っております。
監督さんは「東部戦線1944」のニコライ・レベデフ。といっても未公開作品なのですが、なかなか評判がよろしい方のようです。
戦争映画を撮ってることもあって、戦闘シーンはなかなか迫力あります。
冒頭の主人公の両親が殺されるシーンから始まって、敵討ち、盲目の魔法使いのおじいさんと出会って一緒に旅をしたり、ある町の姫の護衛になったり恋に落ちたりとファンタジーの定番な展開がいろいろ出てくるんですが、ちと唐突な感じもしましたね。でもまぁいいかという気持ちで観ていくとよろしいのかも。
キャストはロシア人なので全然知りません。でも男女問わず美形とまではいかなくても、意外と素敵な人が多かったですね。ファンタジーにしては主人公はしっかりとした戦士だったのも良かったです。
お話はよくあるタイプのお話ではありますが、とにかくお金かけただけあって映像がとんでもなくキレイです。カラーも気持ち抑え気味で、森や湖、山々ととてもキレイです。未公開ものだったりするとCGとかもショボかったりするんですけど、全然そんなことない。クライマックスの戦いのシーンも迫力ありました。
主人公にいっつもくっいているコウモリさんが可愛いのです。これはCGだと思うのですが、動きも自然。昼間でも平気で空を飛べちゃう。負傷して這う仕草がかわいすぎ。
全く期待していなかったので掘り出しものかな。ただストーリーについては多少の強引さはありましたが、映像のキレイさとファンタジーの雰囲気はとても良かったので見て良かったかなと思います。
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