2015/04/25公開 日本 123分
監督:橋本一
出演:水谷豊、田中麗奈、吹石一恵、尾上寛之、青木崇高、中村倫也、安達祐実、山中崇史、野口かおる、山田瑛瑠、緒形直人、石橋蓮司、安田成美、石丸幹二
人生は小説よりも喜劇なり。
ようこそ、パリの喜劇ホテルへ。
Story:パリで圧倒的な知名度を誇り、王妃の館と呼ばれる超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」のスイートルームを昼夜でダブルブッキングするというツアーを、今にもつぶれそうな旅行会社が立案する。個性的な参加者の中に名を連ねた売れっ子作家・北白川右京は、持ち前のマイペースぶりでほかの参加者たちを自分の世界に引き込んでいき... (シネマトゥディより)
直木賞作家・浅田次郎の同名小説を映画化。
パリの一流ホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)”を舞台に、倒産寸前の旅行会社が企画したパリ旅行に参加したツアー客たちのドタバタ劇を描く。
監督は「探偵はBARにいる」「相棒シリーズ」の橋本一。
予告編で観たパリが良かったんで、なんとなーく気になったので観てきました。
GWのせいかわりと入っていて年齢層が高めでした。
北白川右京という名前とカキコキした動きからあの右京さんっぼい。キャラはそれを狙ったのか、原作は未読なのでもとからああいうキャラなのかわかりませんが。
海外でのダブルブッキングは勘弁してほしいなー。部屋がグレードアップするどころか屋根裏部屋って....最悪。その言い訳も酷い。ひとつが旅行代金200万円の豪華ツアー、もうひとつは29万8000円の格安ツアー。よくもまぁこんな企画を立てたもんだな 笑。←笑えないって
パリの一流ホテルがショボい旅行会社の企画に協力するなんてありえないんだけど、まぁドタバタ劇は普通に面白かったかなというところ。添乗員のダンナのほうは一生懸命すぎて面白かったけど気の毒でしたわ。トイレを我慢する必死なシーンが申し訳ないけど笑えた。
物語は面白いものではなかったけど、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿でのロケしたかいあってか行った気分になれたのは良かったです。俳優さんたちも良い人が揃ってたしキャラも個性的で良かったです。面白かったんですが、せっかくのドタバタ劇だからもっと弾けても良かったかも。
それと北白川の書く小説の劇中劇はわりと多めで、どちらが本編なんだろうと思うところも 笑。プティ・ルイを演じた子がうまかった。...んだけどその劇中劇も日本人なのでなんか薄口「テルマエ・ロマエ」のように思えてきました、、、。どちらかというと劇中劇に力が入ってる感じがしてしまった、、、。
ドタバタを描きたい、豪華なロケ地を見せたい、劇中劇も見せたい....とよくばりな作品でしたね。できればドタバタをメインで描いてくれたらもっと面白くなったと思います。
★★★.2
王妃の館 [DVD] | |
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王妃の館〈上〉 (集英社文庫) | |
浅田 次郎 | |
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よくばりすぎて何がなんだかって感じだったな~
でもフランスは素敵だったね~
フランスの風景や美術館とかホテルの内装とかは良かったね。
監督がいっしょとはお釈迦様でも気が付くまい(笑)
ジャンルはまったく違いますよね~お釈迦様もビックリでしょう 笑
私もあんまり触れてないけど、観た。で、びっくり・・・
途中で帰るお客様が二組。観終わって「思ってたのと全然違ったね」と感想を述べる中年女性。
まったく同感でした。
ドタバタ劇に徹してしまった方がよかったよね~たしかに。
あの子どもたちのカツラの違和感といったらもう~
でも、劇中劇で泣いたのはナイショ・・・(笑)
私も思ってたのと全然違うわーと思った。
舞台もいいのだから思いっきりみんなが弾けてたら面白かったかもね~。
あ、劇中劇は見た目はアレでも話は泣けるよね