☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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ミリオンダラー・ベイビー

2006年02月07日 | ★★★★

ミリオンダラー・ベイビー 
2005/05/28公開
監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル

ロサンジェルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。その指導力に疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、成功を急ぐ優秀なボクサーは彼のもとを去ってしまう。そんなある日、31歳になる女性マギーがジムの門を叩き、フランキーに弟子入りを志願する。13歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど不遇の人生を送ってきた彼女は、唯一誇れるボクシングの才能に最後の望みを託したのだった。ところが、そんなマギーの必死な思いにも、頑固なフランキーは、“女性ボクサーは取らない”のひと言ですげなく追い返してしまう。それでも諦めずジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるマギー。フランキーの唯一の親友スクラップはそんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。やがてマギーの執念が勝ち、フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…



は普通にボクシングの話だと思っていたら、後半はなんとも切ないお話でありました。
あまり音楽もかからず、淡々とストーリーが進んでいくのに全然退屈しないんです。
先も読めるのに先が気になる・・・不思議な作品でした。
もう少し早く見とくんだったなと思いました。

ボクシングの試合のシーンはテンション上がりました。
ちょっとうまく行き過ぎたかなと思うところもありましたけどね。
試合中に鼻が折れて治療するシーンはちょっと見れないっと思いましたけど、マギーの強さは半端じゃなかったですね。

何が彼女をそうさせるのか・・・

物語が進むにつれフランキーとマギーの信頼関係も師弟愛を超えた、そうかといって男女の恋愛やそういうのとまた違った感情が伝わってきました。
お互い家族がうまくいっていない。
フランキーは娘を、マギーは亡くなった父親をダブらせていたのかなぁ。

2人の間に入ってシブイ感じを出してたスクラップことエディが良かったですね。
デンジャーがめちゃくちゃやられているところにきて、相手の男をぶん殴る。
じいさん扱いしてたくせに情けないヤローだったな(笑)
やはりモーガン・フリーマンっていいですねぇ。
  ↑なぜかこの人を見ると長さん(いかりや)を思い出す・・・
この人が出てると・・・なんていうか味が出るというか・・・うまく言えないけど。

しかし悲劇は突然やってくる・・・
リングに上がったら降りるまで気が抜けないはずなのに・・・一瞬のゆるみで最悪の事態に。
反則をした対戦相手が悪いんだけど、こういう世界ではあり得る話だと思う。
あんなに必死に頑張ってここまできたのに・・・なんという悲劇。
やりきれませんね。

それにしてもマギーの家族はひどい家族だ。
娘の所にくるのに、とんでもない寄り道してくるなんてさ。

最後にフランキーがマギーに対して行ったこと・・・
一般的にはいけないことだと思う。
でも彼女への精一杯の愛情だったのかもしれないですね

とにかく・・・感動しました
でも久々にみたクリントおじさん・・・おじいちゃんになっちゃいましたね。
またすばらしい作品を作って、そして出演していただきたいです。
いや作ってる、そういえば。
いつまでも私にとっては、愛するハリー・キャラハンなのよ
※鑑賞日:2006/01/15 ぽ

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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