☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
18周年(2023年9月)を迎えました★最近はゆる~く更新中!

寝ずの番

2006年10月24日 | ★★★★


『寝ずの番』
公開:2006/04/08
監督:マキノ雅彦
原作:中島らも  『寝ずの番』(講談社刊)
出演:中井貴一、木村佳乃、堺正章、笹野高史、岸部一徳、長門裕之、富司純子

そ、そんなお下品な~っ

☆story☆
上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴がいよいよ臨終のときを迎えようとしていた。ところがそこで弟子たちはいかにも咄家らしい粗忽ぶりを発揮し、思いもよらぬひと騒動が巻き起こる――。ともあれ、こうして橋鶴師匠は亡くなり、お通夜の席には弟子はもとより、故人をしのんでゆかりの人々が続々訪れる。やがて思い出話に花が咲く。そして案の定、話の内容は次第に下のほうへと移っていき…。

 

津川雅彦ことマキノ雅彦氏のデビュー作♪
日本映画初期の巨人、マキノ省三監督がおじいさんということらしいですが、わたしゃ知りませーん。

冒頭の師匠の“そ○が見たい”にはぶっ飛びますな。
死ぬ間際までエロジジイかいっ!と思っていたが・・・
聞き間違いというのは怖いもんで、“そ”と“と”ではえらい違いです^^;
同じ日本でもいろんな言葉があるんですなぁ。
“○そ”なんて初めて聞きました。
私は関東の人間なので観ていて顔が赤くなる心配はないのでした。

そして笑満亭橋鶴のご臨終~
長門裕之・・・しゃれにならない( ̄ー ̄;
でも、最近旅番組で同年代が何人が集まっていたが一番元気だったのでまだ大丈夫!!

師匠のあの世行きを祝って乾杯~♪

祝ってどうするよ~乾杯ってどうよ~←それは献杯

ここからしておかしくなってる。
挙げ句には、死体を立たせて“らくだのカンカン踊り”にゃびっくり。
安らかに逝かせてやってよ~と思うんですけど。
まだ死後硬直は完全じゃないの?
手足が動くのはおかしいってヽ(´o`;
なんかおもちゃ状態、、、
その時の死に顔の長門裕之氏がまた笑えるー。

ある程度の年齢になると、通夜とかお葬式とかで故人の思い出を語る時はどういうわけか楽しい笑える話が多かったりするんですよね。うちの祖父と祖母もそうでした。
マリファナパーティの話も笑った。
オチもすてき☆
なんだか楽しそうな寝ずの番。

弔問にきた人も大物でしたなぁ~
作品自体が本物っぽくなってきた^^;

師匠の寝ずの番を延々と110分もやるのかと思っていたら、寝ずの番の宴は師匠だけじゃなかった。
まさか死んでも踊らされた師匠の呪いなのか~?
ほかにもぽっくり逝っちゃったよ~。

とにかく、お下品な言葉が飛び交うのでビックリしました(゜ロ゜ノ)ノ
でもこれくらいなら笑って楽しめますがね。
それにしても、思っていた以上にお下品。
でも品のある下品ちゅうか、芸達者な俳優さんたちのおかげで上品な下品になってる・・・あれ?日本語おかしくなってる。

クライマックスというべシーンでは、普通の三味線の掛け合い合戦のように思えるんてすがよく聞くとかなりすごいこと言ってる(‐”‐;)
んもー下品下品げっひーん~。
木村佳乃まで言ってるよ、中井貴一まで言ってるよ~。みんなすごいよ。
でもこのシーンは俳優さんたちが一番楽しそう。

それぞれの寝ずの番では、笑える所は笑って、しんみりする所はしんみりして・・・
でも、師匠の寝ずの番が一番面白かった。
ちょっと長いかな~とは思いますが結構笑った、笑った、笑ったーっ

ただし蛭子さ~ん、浮いてたよぉ(笑)

*映画鑑賞★日記・・・より転載


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隠された記憶 | トップ | ファイアー・ファイター -炎... »

コメントを投稿

★★★★」カテゴリの最新記事