☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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「ビューティフル・ボーイ」

2019年04月14日 | ★★★+++
【BEAUTIFUL BOY】 2019/04/12公開 アメリカ 120分
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
出演:スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ、モーラ・ティアニー、ケイトリン・デヴァー、エイミー・ライアン

すべてをこえて愛してる

STORY:優等生でスポーツ万能な学生ニック。父デヴィッドにとっては自慢の息子であり、父と再婚相手カレンの間に生まれた幼い弟と妹にとっても良き兄だった彼は、ふとしたはずみでドラッグに手を出してしまう。最初は軽い気持ちだったが、気づいたときには底なしの泥沼から抜け出せなくなっていた... (allcinemaより)


優等生で心優しい青年があるきっかけでドラッグにはまり、治療と再発を繰り返しながら克服まで8年を要した日々を、彼を支え続けた家族ともに描いた実話。監督は『オーバー・ザ・ブルースカイ』のフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン。

原作は音楽ライターの父親デヴィッド・シェフと、現在は作家や脚本家として活躍する息子ニックそれぞれの2冊の回顧録を映画化。

最初は軽い気持ちで始めてしまったドラッグ、いざやめようと思ってもなかなかやめられなくなるのは恐ろしい。本人はやめようとするんだけどコントロール出来なくなるのが厄介。ニックはとっても弟妹思いで優しい青年だったのに。

薬物依存の恐ろしさをひしひしと感じる作品。リハビリ施設に入って更正できたかなと思うんだけどふとしたきっかけで再び...。アメリカでの50歳以下の死因1位だそうで深刻な問題。

克服するには家族の力を必要だけど、その家族も支えるのは本当に大変。父親はニックが何度も行方がわからなくなると探し続けたり、決して見放すこともなく必死にサポートをする姿に泣けました。

父親役のスティーヴ・カレルの演技が素晴らしかった。ニックを演じたティモシー・シャラメくんも繊細な演技がとても良かった。それにイケメンさーん(出たよミーハー)。

ニックは克服できたからいいけれど、克服できずに依存したままだったり、亡くなったりする人も多いんでしょうね。この作品は若い人たちにも観てほしい作品だと思う。軽い気持ちがどんな恐ろしいことになるのか知って欲しいですね。

鑑賞日:2019/04/13

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