【LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN】
2010/07/10公開 スウェーデン PG12 115分
監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナー
怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋
ストックホルム郊外の小さな町。集合住宅に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー。同級生のイジメに苦しみながらも、誰にも助けを求めることが出来ず、ただ復讐を夢想してはじっと堪え忍ぶ日々。そんなある晩、彼はひとりの謎めいた少女と出会う...
いじめられっ子の少年とヴァンパイアの少女との切ないスウェーデン産の初恋物語。
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作の「モールス」を自らが脚色。
ヴァンパイアものなので当然観ました。
舞台は1982年のストックホルム郊外の小さな町。
冬の北欧とヴァンパイアは相性がいいですねー。
昼間も曇ってるし冷たさがよく伝わってきます。
最近のヴァンパイア映画はゾンビ化してて好みじゃないのが多かったんですが、こちらは正統派な感じで良かったです。
まぁ、ちょっと少女のお食事としてはガッツキすぎではありますが、、、。
ちゃんと首筋ねらってるし、吸われた人ヴァンパイア化してるし燃えるしー。
人間とヴァンパイアの切ない恋愛物語としては『トワイライト』シリーズよりずっと良いです。
結構地味な作品なんですね。
子供たち、そんなに可愛くないんだけど繊細な心理描写がうまいな。
エリは見た目12歳なんだけど、ふと見せる表情や雰囲気が大人に見える時があった。
ああ、200歳だもんね、大人か。
ヴァンパイア映画にはお約束は大歓迎。
ラストはある意味ハッピーエンドのようなそうでないような・・・微妙な感じが好き。
モールス信号がいきてましたねー。
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