
【THE INVISIBLE MAN】 公開 アメリカ PG12 125分
監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、ストーム・リード
見えるのは、殺意だけ。
STORY:富豪で天才科学者の恋人エイドリアンの度を越した束縛に恐怖を抱き苦悩を深めるセシリア。ある夜、ついに彼の豪邸からの脱出に成功した彼女は、妹の恋人の家に身を隠す。やがて、失意のエイドリアンが手首を切って自殺し、莫大な財産の一部がセシリアに残されたとの知らせを受ける...(allcinemaより)
ユニバーサル映画のクラシック・キャラクターを現代に甦らせて贈る戦慄のサイコ・スリラー。恋人のDVから逃れたヒロインが、見えない恋人の気配に怯えて次第に精神的に追い込まれていく恐怖を描く。監督は『インシディアス 序章』では監督、「ソウ」シリーズの脚本で知られるリー・ワネル。
もともと「ダーク・ユニバース」のひとつで構想されてたものの、第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』が失敗だったようで、別でのリブート作品のようですね。クラシックキャラクターは魅力的だけど現代向きにするには難しいのかな。
しかし、この作品は面白かった。最初からドキドキ感で入っていけたし、大きめの音楽がさらに恐怖をあおっていたのも良かったかな。気配はするのに見えない恐怖こそ本当に恐ろしい...。誰かに訴えても頭がイカレてると思われて精神病院行き。いかに真実をわからせるかが主人公の勝負どころ。
透明人間になるのに薬を飲んで~じゃなくて現代的。アメコミの見過ぎなので違和感ない 笑。最近の女性は強い、ひと昔前ならただ怖がっている女性を知人の男性が助けてくれて....ってところを、主人公の女性は自ら反撃に出るから現代的。なんか透明人間よりも恐怖心から強くなった女性のほうが怖くかんじちゃったわ。
クラシック・キャラクターをうまいこと現代向きに活かせられたかな。それにしても恋人がストーカーになってしかも透明になってそばにいられたら恐ろしや~。妹さんが一番かわいそうだった。
鑑賞日:2020/07/11
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