2009/10/10公開日本112分
監督:吉田大八
出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子、新井浩文、児嶋一哉、安藤サクラ、内野聖陽
嘘のない
恋愛なんて、
退屈でしょう?
実在した結婚サギ師。滑稽だけど、なぜか切ない。
Story:いつも軍服を着ている自称36歳のアメリカ人、ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、現在は米軍特殊部隊ジェットパイロットという華麗な経歴の持ち主。しかし、その正体はデタラメな経歴とベタな変装で女性たちを騙しては金を貢がせる結婚詐欺師だった。(allcinema ONLINEより)
父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、自分はアメリカ人パイロット“ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐”と名乗り、何人もの女性を騙した実在の結婚詐欺師のお話。監督は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八。原作は吉田和正『結婚詐欺師クヒオ大佐』。
前に「アンビリーバボー」で見てとてもインパクトがあったので、映画化を楽しみにしてたんですがタイミングが合わずDVDにて。でもDVDで良かったかなー。番組で見たテンポ良さと面白さがなかったのは残念。詐欺師のお話なので、もうちょっとテンポよくコミカルな感じでつくって欲しかったです。笑っちゃう人物設定のわりに思ってたよりもシリアスなお話でした。
でも、クヒオ大佐を演じた堺雅人さんは良かったですね。堺さんが真面目に怪しげなカタコト日本語をしゃべるのがおかしい。バレてヤバッ!と思う表情がまたおかしいんです。お弁当屋さんの女性の弟との電話のやりとりがかなり好き。あまりにもバカバカしくて笑っちゃう。
冷静に考えればお金の話が出た時点で“怪しい”と思うもんですが、クヒオ大佐は騙された女性たちにとって何か魅力的な所があったんでしょうねぇ。それにしても常に軍服を着て出歩くのはアリなのか、今○○(海外?)にいる・・・って電話できないでしょー(笑。騙された女性には申し訳ないが、すべてにツッコミ入れたくなる彼の行動になぜ気づかなかった?
とにかく堺さんのヘンテコアメリカ人は良かった! 実際に外国の方が日本語を話すアクセントも自分のものにしてたし、表情が良かったですね。
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