原題:SUDDEN IMPACT
公開:1984/04
製作国:アメリカ
上映時間:117分
監督:クリント・イーストウッド
製作:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、パット・ヒングル、ブラッドフォード・ディルマン、ポール・ドレイク、ジャック・チボー、アルバート・ポップウェル、ロイス・ド・バンジー、オードリー・J・ニーナン、マイケル・カリー
+あらすじ+
乱暴な捜査を重ねた結果、北カリフォルニア沿岸の港町サン・パウロヘの出張を命じられるハリー・キャラハン刑事。サンフランシスコで起きている連続殺人事件の犠牲者の一人が、この町の出身であったからだが、意外なことにここでも同様の手口による殺人事件が起きていることを知る。そして画家のジェニファーと知り合ったハリーは、数年前にジェニファーと彼女の妹がレイプされるという事件があり、今回の犠牲者はその犯人たちだという事実に行き当たった。レイプ犯たちは真相を闇に葬るべく、復讐鬼と化したジェニファーと、事件を捜査するハリーの命をつけ狙うのだが…。(allcinema ONLINEより)
ハリーのぼやき、“泣けるぜ”・・・5回なり。
「ダーティハリー」シリーズ第4弾です。シリーズ中、唯一のイーストウッド監督作品となっとります。こちらもしばらくぶりに観ましたがストーリーがインパクトある内容ですごく印象に残ってた作品です。
レイプ事件被害者の姉妹の姉がレイプした奴等に復讐をするお話で、初めて観た当時はこの元レイプ犯たちの殺され方にはひぇ~っと思ったもんでした。
あ゛あ゛~前作から7年たっているのでハリーも年喰いました。髪の毛が・・・ぽやぽや浮くんですねぇこれが・・・まずいことになってます。全体的にも3から4の変化は大きいっす(泣。でも服装はほぼ同じとはいえ、値段高めのややオシャレ?になってます。
しかし!
カッコ良さと悪態ついたり、上司や周りのお偉いさんたちには煙たがられるところは健在であります。相変わらず彼の周りの人はえらい目に合いますしね。しかもバンバン人撃っちゃうしなぁ。人質がいようが容赦ないところもハリーらしいです。刑事がこんなんでいいのかーと思っちゃうほど、面白いように撃たれてます(笑。まぁ悪人だからOKか。
それにしても、何でも事件に首を突っ込むのは・・・。正義感が強いのはわかるんすけど、最終的には同業者に余計なことをするなと怒られてしまう・・・でも、そんなハリーが大好きです。
全体的には地味で暗いお話なんですが、無理矢理友人から贈られたワンコがブサイクながらいい味出してましたね。ちゃんとハリーの危機も救ったし、素敵な女性との出会いも作ってくれましたしね。しかも女性の誘いにホイホイついていくハリー・・・あ゛あ゛、断れよ~でもでもそんな硬派じゃないハリーも好きだ。
さすがイーストウッド監督!
ちゃんと自分の見せ方をわかっとる。ここぞのクライマックスでの逆光からの登場シーンはカッコ良すぎです、しびれます。ヒーロー登場とばかりにマグナム片手に現れるシーンは最高ですねぇ。最後のメリーゴーランドのユニコーンをうまく使った演出はなかなかのもの!
しかし、一連の同じ手口の殺人事件の決着については意見が分かれたんじゃないでしょうかね。個人的には、ちょい複雑な気持ちもあるけれどあれで良かったと思ってるんですけどね。それよりも、ハリーの髪が心配だけどもカッコ良かったから満足なのじゃ。
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