☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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ニューオーリンズ・トライアル

2007年06月08日 | ★★★★


【RUNAWAY JURY:2004/01/31】
製作国:アメリカ
監督:ゲイリー・フレダー
原作:ジョン・グリシャム『陪審評決』(新潮文庫刊)
出演:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ

ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後には自殺した。そして、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローアを雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。2年後、いよいよ裁判が始まろうとしていた。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチを雇い入れる。彼は早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。やがて陪審員団が決定するが、その中には謎に包まれた男ニックも含まれていた。


「ザ・ファーム/法律事務所」「ペリカン文書」などの
原作者ジョン・グリシャムの『陪審評決』を基にして、
タバコ訴訟から銃訴訟に置き換えての映画化。
下積み時代からのお友達でもあるジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンの共演♪
これだけでも観たくなる~っ
30分ものカット分が気になるけど地上波での鑑賞

ある企業をリストラされた元社員による銃乱射事件。
こうも簡単に銃が手に入ってしまうのも怖い。
何らかの手続きはするんだろうけど、
リストラされたからって撃ちまくられてもな、、、
誰でも銃を持てるアメリカならではの題材ですな。

陪審員ものではありますが、肝心な話し合いのシーンはありませんでしたね。
陪審員の選別から始まって評決までのダイジェスト的な流れではありましたが
とても興味深いものがあったし見応えがあって面白かったです。
日本でも似たような?“裁判員制度(2009年5月)”というのが開始されますけど、
どうなんだろ・・・

ジーン・ハックマン側はハイテク機器と心理学で選別。
一方ダスティン・ホフマン側はアナログ的で経験と勘?
対照的なのが面白い。
お二人とも存在感ある~。
評決がメインというよりも陪審員の評決をめぐっての
主人公達との評決をめぐっての裏の駆け引きがメインでした。
んもー評決も売り買いできちゃまずいだろー。
しかも陪審員も裏で操作できちゃうんじゃ意味がない、、、
時に脅かされたり、家の中を荒らされちゃったりと身の危険もあるのか~っ。
ま、映画でのお話だから面白く観られるってもんですが、
実際のアメリカでは・・・どうなんでしょ、ありそうだ。
最初は主人公たちがお金欲しさで評決の取引をしてきたのかと思ったけれど、
真相はちょっと切ないものでした。

選ばれたくなかったら罪を犯せばいい・・・のか、、、
そうか!何かやましいことがあれば免除されるんだな♪ ←コラコラっ
選別される時はドキドキもんですね、きっと。
はいアンタ!はいアンタ駄目~と外れた人は帰っていきます。
選ばれたくないけれど、いらないと言われると複雑な気持ちになりそう、、、

それにしても陪審コンサルタントなんてもんがあるんですね。
なんでもビジネスになってしまうんだな~。
銃製造メーカーとしては、なんとしても評決を勝ち取らなきゃいけないわけで必死。
評決を勝ち取れることで有名の陪審コンサルタントに依頼。
それじゃ企業側が絶対有利じゃないか!
陪審員の選別の前に候補者の身辺を調べ上げておくのもすごい。
あんなことやこんなこともすべてお見通し?やだな、、、
とにかく徹底的なところがすごすぎる。
日本でも始まってこんなことやられたらかなり困る。

ストーリーは複雑なのかと思っていたけれど、
意外に単純なもので観やすかったです。

*映画鑑賞★日記・・・より


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