【AUGUST RUSH】
2008/06/21公開(06/21鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:カーステン・シェリダン
出演:フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス=マイヤーズ、テレンス・ハワード、ロビン・ウィリアムズ、ウィリアム・サドラー
“きっと会える。この音の先に、愛が聞こえるから。”
STORY:
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。(シネマトゥデイより)
邦題がすでにネタバレ、、、
音楽映画は大好きなのとフレディ・ハイモアくんが出てるとあれば、これは観に行かねばならんということで観てきました。
「ワンス ダブリンの街角で」もほぼ音楽中心での構成でしたけど、こちらもいたる所に音楽がちりばめられておりました。街の雑音も聞き方を変えればリズムを刻みます。また聞き方を変えるとただの雑音になります。このあたりがうまく表現されていて良かったですね。
ハッキリ言って、ストーリーとしてはあまりにもうまく行きすぎだし、展開も新しいものはないです。それに邦題からしてラストが読めまくってます(笑)
3人の出会いも奇跡のようにトントン拍子でいってるし・・・
しかし!そこに行くまでに流れる音楽がとても素晴らしいのです。
父親はバンドのヴォーカリスト、母親はクラシックのチェリスト。両親のDNAを受け継いだエヴァンの才能は凄すぎ。両親の才能はずば抜けてスゴイというわけじゃないのに子供は生まれつきの天才。イイトコ取り以上ですな。
でも母親のライラは死産だと聞かされてたから仕方ないとして、ルイスはあんなに一途なのになんで約10年もほっといたんだろーねぇ。あの時会えなかったからって音楽もライラも諦めちゃうのはどうかと思うぞ。好きなら探せよ!と思ってしまうんですが・・・
あのまま施設にいたら音楽の才能は埋もれたままだったんでしょうね。ウィザードのお陰もあるかな。一見才能を認めてくれていい人に思えたんだけど、ちょーっと違ってましたね。ロビン・ウィリアムズはもっと重要な役割で出てくるんだと思ってたのに違ってましたわ。
でもウィザードも元ストリート・ミュージシャンということで、エヴァンのように素敵な出会いがあったら、今とは違ってた人生だったかもしれませんねー。
テレンス・ハワード、最近好きです。なんかこの人が出てくるとホッとするというかなんというか・・・上品というか紳士というかうーん好きです~
エヴァンに電話番号を書いた名刺を渡す時の表情がいいですね。
音楽鑑賞をするつもりで観てみると楽しめるような気がします。
とにかく音楽が私のツボをついた曲ばかりで帰りにサントラを買ってしまったほど気に入りました。
エヴァンが最初にギターで弾いた?たたいた?曲も良かった。そして黒人の女の子たちが歌ってた曲も良かったし、ルイスが歌ってた曲も好み。エンドロールで流れる曲もステキ。いやーテンション上がりましたねぇ。
それにジョナサン・リス=マイヤーズ本人がちゃんと歌ってるんですねぇ。
ラストのいきなり終わっちゃうところも潔くていいんじゃないですかね。
音楽への評価が高いため、いつもの評価はかなり甘めです(笑)
それにフレディくんの笑顔がステキだったのも高評価ね。
「奇跡のシンフォニー」オリジナル・サウンドトラック
←買っちゃいました♪
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