【LIMELIGHT】 1953/02公開 アメリカ 137分
監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン、クレア・ブルーム、バスター・キートン、シドニー・チャップリン、ジェラルディン・チャップリン、エドナ・パーヴィアンス
美しきバレリーナに よせる心を秘めて 舞台に散った道化の恋…
名優の至芸と 愛の名曲でうたい上げる 感動のチャップリン・シンフォニー(リバイバル時)
第一次大戦前のロンドン。すっかり落ちぶれた道化師カルヴェロはある日、自殺を図り意識不明となったバレリーナのテリーを救う。彼女は足が動かなくなったことに絶望していたが、カルヴェロは励まし生きるためには闘わなければいけないと力説する。やがてテリーは生きる希望を取り戻し、カルヴェロも今まで気乗りしなかった舞台にもう一度立つ決心をする...
「午前十時の映画祭」39週、DVDで観ました。
チャップリン作品は『モダン・タイムス』くらいしか観たことありません。こちらの作品お初です。チャップリン演じるカルヴェロはどこか孤独感を背負った人物、チャップリン自身もこの作品を最後にハリウッドを追放されたかたちでヨーロッパに帰ったということもあって、自分自身を重ねたところもあったのでしょうか。
“時は偉大な作家だ”
これは一番印象に残ったセリフでしたね。
老いとともに落ちぶれてしまったカルヴェロがテリーと合わなかったらそのまま落ちぶれた生活をしてただろうし、テリーも自殺未遂でカルヴェロに助けられなかったら人生は終わってただろうし、それがうまいこと出会って励まし合って生きる気力を取り戻す。人生は捨てたもんじゃないと思わせてくれる所が良いですね。
後半でのチャップリンとバスター・キートンとの共演シーンが良かった!。次どうするどうする?と思いながら見入ってしまった。残念ながらバスター・キートンの名前は知ってるけど作品は全く観たことがないのですが、ライバル同士の二人の共演は当時はすごいことだったんでしょうね。
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