【DUNE: PART TWO】
2024/03/15公開 アメリカ 166分
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、デイヴ・バウティスタ、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ
宇宙の未来を賭けた復讐戦
STORY:全宇宙で必要とされる特別なスパイスが手に入る砂の惑星デューンを巡って、アトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な宇宙戦争が勃発し、ハルコンネン家の陰謀によってアトレイデス家は全滅してしまう。しかしアトレイデス家の後継者ポールは生き延び、救世主の登場を信じる砂漠の民フレメンにかくまわれることに。やがて彼は、砂漠の民の戦士チャニと少しずつ心を通わせていく。その一方で、救世主という自らの運命と向き合い、葛藤を深めていくポールだったが... (allcinemaより)
フランク・ハーバート原作の同名タイトルを映画化した第2弾。“砂の惑星デューン”を舞台に、ハルコンネン家との壮絶な宇宙戦争により滅ぼされたアトレイデス家の唯一の生き残りにして後継者のポールが、砂漠の民フレメンとの協力関係を築きつつ、宿敵ハルコンネン家との全宇宙を巻き込んだ最終決戦に臨むさまを描く。監督は前作に引き続きドゥニ・ヴィルヌーヴ。
前作も長かったけど2作目はさらに長い166分。今作はさらにスケールアップした世界と映像でぜひとも大きなスクリーンで観たい作品。観るというより体験するタイプなのかと。IMAXで観たらもっと迫力ありそう。
前作が前編で今作が後編でひとつの作品という感じ。特に今作は「スターウォーズ」感がある作品で、戦闘シーンや登場人物たちが重なるとこもある。ジョージ・ルーカスが影響を受けた原作のひとつであるのがよくわかるし、反対に今作では「スターウォーズ」シリーズに影響を受けて作られた感もある。とはいえ、似てる作品というのとは違う新しさを感じる作品でもあったかな。
物語は前作のほうがわかりやすったけど、今作はわりと複雑だったような...。前半うっかり意識が何度か飛んじゃった所もあって💦後でネタバレ解説を読んで理解したところもあったり 笑。基本的なところはシンプル。ただ気になったのは、核をちらつかせてるところ....映画の中の世界とはいえ複雑な所もある。取引とはいえダークサイドにおちやしないかと心配してしまう、、、
久しぶりにクリストファー・ウォーケン様を見られて嬉しい。皇帝はハマる。
オースティン・バトラーがあんな怖い兄ちゃんになっててびっくり。意外性は良き。
前後編で終わるのかと思ったら、まだ続く感じ。原作は何作が出ているようなので3作目が作られそうだけどどうなんでしょ。このクオリティでぜひ続きを作ってほしいなぁ。
鑑賞日:2024/03/16
1作目鑑賞にあたり、デイヴィッドリンチ版を観ましたが大筋は同じでしたね。
しかし映像技術が進んでスケール感と迫力のある映像になっていました。
こういう作品は賛否両論はありがちですよね...人それぞれですし。
私は楽しめましたしこういうジャンルは好きなのでこれからの映像の進化に期待します!