【MEIN BESTER FEIND/MY BEST ENEMY】 2011/09/10公開 オーストリア 106分
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー
出演:モーリッツ・ブライブトロイ、ゲオルク・フリードリヒ、ウーズラ・シュトラウス、マルト・ケラー、ウーヴェ・ボーム、ウド・ザメル、ライナー・ボック、メラーブ・ニニッゼ、カール・フィッシャー、クリストフ・ルーザー、セルゲ・ファルク
1938年、オーストリアのウィーン。画廊を営むユダヤ人一族のカウフマン家は、ムッソリーニも欲しがるという国宝級の逸品、ミケランジェロの素描を隠し持っていた。ある日、息子のヴィクトルは、兄弟同然に育った使用人の息子ルディと久々の再会を果した際、その絵の隠し場所を教えてしまう... (allcinema ONLINEより)
第二次大戦下のウィーンを舞台に、ミケランジェロが描いた一枚の絵をめぐって、ナチスを相手に命を懸けた駆け引きを繰り広げるユダヤ人画商一家の運命を描いたエンタテインメント・サスペンス・ミステリー。
暗号...というからミケランジェロの絵に何か暗号が隠されていて...っていうお話かと思ってたら、消えた“ミケランジェロの絵をさがせ”だったのですね。
面白かった!!
本物だと思ってた絵が実は偽物で、本物を探すためにユダヤ人を脅したつもりがナチスが振り回されてて笑えました。ユダヤ人とナチスの設定だからシリアスなのを想定してたのに、意外とコメディタッチでテンポも良くたまにクスッとさせてくれる娯楽ものとして楽しめる内容でした。
ハッキリ言って絵の在りかはこの私もでもすぐわかっちゃったのでサスペンスものとしては物足りないですね。だけど、ナチスとの駆け引きが面白かったし、ひょんなことからヴィクトルとルディの立場逆転してしまったり、絵をめぐって最後まで二転三転する内容は飽きませんでした。痛快なラストは洒落てて好み。
ユダヤ人と親衛隊が入れ替わっちゃうなんて...しかも誰も気づかないのはオバカすぎるナチス。でもこういう時代背景でコメディものを作っちゃうのもすごいな。
ミケランジェロの暗号 [DVD] | |
モーリッツ・ブライプトロイ,ゲオルク・フリードリヒ,マルト・ケラー | |
東宝 |
戦争、ナチスときたらもう重くて酷くてってのば定番ですけど、思ったよりコミカルな部分もあったりして面白いですよね。もっとも本当のユダヤ人が見たら怒ってしまうかもしれないけど^^;
ナチスものなのにコミカルなのも意外で面白いですよね。
ユダヤ人の方はどう思われたのか気になります...
ユダヤとナチスときたら、痛快な結末なんて、普通は有り得ないのに、この痛快さといったら!
珍しく結末が嬉しい戦争映画だったよね。
よかったよね~モーリッツ・ブライブトロイ好きなんだ♪
ラストがとくに良かった♡
ナチスの兄ちゃんも手術してって、そんなにあの時代に手術した人がいたんだろうか?
でもこの意外性が良かったと思います!
うんうんラストが良いよね。
これ好きです☆
どこかブラックユーモアが漂う展開も面白かったですし
ドイツナチスものなのに悲壮感がないのが良かったです
ラストが気持ちよかったですね。
どうしてもナチスものは重々しくなっちゃうんですが、
テンポも良いし面白かったです。