【BLEED FOR THIS】 2017/07/21公開 アメリカ 117分
監督:ベン・ヤンガー
出演:マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィン
狂気のカムバック
衝撃の実話
奇跡を起こした伝説のボクサー<ビニー・パジェンサ>の信念
STORY:スーパーライト級チャンピオンのロジャー・メイウェザーに完敗を喫し、プロモーターからも引退勧告されたビニー・パジェンサ。これを機に、飲んだくれだが名伯楽の呼び声高いケビン・ルーニーをトレーナーに迎える。そしてみごと世界ジュニアミドル級タイトルを獲得する。だがその直後、正面衝突事故に遭い、首の骨を折る重傷を負ってしまう... (allcinemaより)
TOHOシネマズ シャンテで観てきました!
交通事故で首の骨を折る重傷を負いながらも不屈の闘志で奇跡のカムバックをした伝説のボクサー・ビニー・パジェンサの実話を映画化。監督は『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガー。
ボクシング映画にハズレ無しですね。『セッション』ではドラムを流血しながら叩きまくり、今度はボクシングで打たれまくりのマイルズ・テラー。身体もかなり鍛えた感がありましたねー。トレーナーがアーロン・エッカートでハゲ役でいい味だしてました 笑。
思ったほど重々しい感じではなかったのですが観て良かったです。わりと淡々としてて感動、泣ける作品とはちょっと違いましたが、クライマックスでの復活戦は手に力が入って観てしまいました。
首の骨を折ったというのに生きてるだけでも奇跡。半年間、首を固定するための器具を取り付けて暮らすのは本当に痛々しい。しかも額とかにボルトを入れるのは観る側も拷問レベル、それを外す時に麻酔をかけずに取るシーンで痛みのために声を上げるシーンがあってさらに拷問でしたわ。麻酔には頼らないビニーの強い意思には驚かされました。
最初は、医者に歩けるようになるかも保証できないと言われたのを再びリングに上がることが出来たの並大抵のことではないわけで....映画では描ききれない凄まじいトレーニングがあったんでしょうね。劇中のインタビューのシーンでリングに戻ることは“そんなに単純なことではない”と言われてきたけれど、ビニーいわく“単純”だという台詞が印象に残りました。確かに単純にボクシングをしたい!!...なるほどと思いました。
エンドロールでは実話ものにはお約束のビニーご本人の映像や写真が流れました。映画と同じ首を固定する器具をつけてるシーンには本物だけに痛々しさを感じましたが、どれも前向きな姿勢にはちょっとうるうるしちゃいました。
鑑賞日:2017/08/15
※TOHO cinemas free passport #8
今回の映画で知ることができて良かったです(^^)
デュランと対戦してまさか勝つとは思わなかったのでびっくり(^^)/