原題:THE READER
公開:2009/06/19
製作国:アメリカ/ドイツPG-12
上映時間:124分
鑑賞日:2009/06/21
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツロール
愛は本に託された
+あらすじ+
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。(シネマトゥデイより)
いつもの私ならスルーしてしまうような作品なのですが、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞したこともあって観てきました。それに予告編がうまくてねぇ、彼女はどうして本を読んでもらってるのか気になるし。
うーん、感動ものといえばそうなんですが私にはすごく良かったとまではいかなかったです。15歳の少年に手を付ける21歳も年上のハンナの気が知れんわ。てっきりマイケル少年からいったのかと思ってたのに、ハンナから誘ってんじゃんっっ。その時点でちょい引きました。これが逆だったら評価はちょっとだけ違ってたかも。
とは言っても、マイケルが無期懲役になったハンナのために朗読したテープを送り続けるところは、なんて健気なんだーと。こんなに人生狂わされるのにと思いつつ、うるうるっときましたけどね。マイケルだけが知ってるハンナの秘密・・・これを裁判長に言ってたら彼女を救えたかもしれないのに。でも彼女が必死で隠してる秘密だということを知ってるために言えなかった・・・切なすぎる。あの時あんなコトがなければマイケルは普通の人生を歩めたのに・・・んもぉ純粋な少年をたぶかして~っハンナめっ。
一夏の恋みたいなもんかと思っとりましたが戦争が絡んでいたとは・・・。このへんは普通の恋愛映画とは違って良かったかもです。ハンナにはあまり共感できるところはなかったけれど、マイケルの純粋でやさしい気持ちはすごく伝わってきて素敵でしたね。しかしっ彼の奥さんは気の毒・・・。
マイケル少年と大人のマイケルが何となく似てたのが良かった! 優しそうな目がどちらも素敵でしたもん。少年、全裸多い・・・よくやった。この大人のマイケルってヴォルデモート卿だったんですね、、、。立ってるだけでも映える紳士的な姿にちょいとうっとりしてたのになぁ。
ケイト・ウィンスレット・・・まぁ確かに主演女優賞とるにはふさわしいのかもしれませんが、個人的には「チェンジリング」のアンジーさんの方が共感できてすごく良かったですけどね。やはり脱いだのがポイント高かったのだろうか・・・。
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