【BLACKKKLANSMAN】 2019/03/22公開 アメリカ 128分
監督:スパイク・リー
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライヴァー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、コーリー・ホーキンズ、ライアン・エッゴールド、ヤスペル・ペーコネン、アシュリー・アトキンソン、ポール・ウォルター・ハウザー
STORY:1970年代前半のアメリカ。コロラド州のコロラドスプリングス警察署初の黒人刑事となったロン・ストールワースは、過激な白人至上主義の秘密結社KKKのメンバー募集の新聞広告を見つけるや自ら電話を掛け、支部代表相手にまんまと黒人差別主義者の白人男性と思い込ませることに成功する。そしていざ面接の段になると、ロンは同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢を立てる。こうして黒人のロンと白人のフリップがコンビを組み、前代未聞の潜入捜査が開始されるのだったが... (allcinemaより)
1970年代にあった実話をもとに、コロラドスプリングス警察署初の黒人刑事となったロン・ストールワースと相棒のユダヤ人刑事が、白人至上主義団体“KKK(クー・クラックス・クラン)”に対して行った大胆不敵な潜入捜査の行方を描く。監督は『ドゥ・ザ・ライト・シング』『マルコムX』のスパイク・リー。第91回アカデミー賞では「脚色賞」を獲得。
黒人がKKKのメンバー募集に応募するなんて前代未聞。それが実際の話というからびっくり。電話なら相手の肌の色なんてわからないもんね。でも白人と黒人で話し方が違うらしいが....
黒人刑事が電話でのやりとり、実際に合うのは白人刑事という二人三脚。でも潜入するほうがドキドキもんだよね。しかもユダヤ人となれば...。あの団体は黒人だけでなくユダヤ人もだめとは...しかもホロコーストはでっち上げ発言には驚く。原作ではユダヤ人刑事ではないみたいだけど、設定を変えたことでロンとフェリックスの距離が縮まったところは『グリーンブック』を思わせるかな。
複雑な問題を描いているけれど、ロンの軽快さと団体らが騙されてる面白さが堅苦しくなく観られる。話をしただけで白人か黒人かわかるって言ってても騙されてんじゃん...て 笑。そうかと思えばシリアスな場面もあり...とても複雑な問題ということも考えさせられる作品。ラストの実際の映像は衝撃的。
鑑賞日:2018/03/23
息子のキャラクターがずっとツボでした。
序盤の事務処理作業のシーンとラストの実際の映像だけでこの映画は十分だったかもしれません(笑)
私もロンのキャラクターにすっかり騙されて、もっとブラックユーモアたっぷりの痛快コメディと思って観ていました。
最後のニュース映像では胃がずしりと重くなり、まじめな社会派映画だったのだと気づきましたyo
まったくお父さんとは違うキャラでびっくりですが。
最初と最後を観ればあとは寝ててOK?? 笑
社会派映画だったんですよね。
でもロンのキャラのおかげで重くならずに観られたのはよかったと思います。
堅物イメージの父親からもこんな軽いノリなイメージの息子が生まれるんですね。
いや、単に息子の演技が達者なだけかもですけど。
日本人の中にも差別やら歴修正主義が蔓延してきてるので、こうした映画がばかな人たちを啓蒙してくれることを願ってます。
デンゼル・ワシントンの息子にも驚きです。
あのパパの息子とは思えない(役柄とはいえ)ので、知らなかったらわからないと思います。
パパとは違う方向の役者さんのほうがいいのかもしれませんね。
最近の日本人は昔とは変わってきてますしね....
とはいえ、こういう作品は作れないでしょうけど💧
ユダヤ人の設定だから余計にドキドキしたけれど。
実話とはいえ映画だから脚色はしかたないと思うのでツッコミどころは良しとして、アダムとデンゼル息子のコンビは面白かったよねー。