リンカーン／秘密の書

【ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER】 2012/11/01公開 アメリカ PG12 105分
監督：ティムール・ベクマンベトフ
出演：ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、アンソニー・マッキー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ルーファス・シーウェル、マートン・ソーカス、ジミ・シンプソン、ジョゼフ・マウル、ロビン・マクリーヴィー、エリン・ワッソン

昼は大統領
夜はハンター

あの大統領には、
若き日から挑み続けた
誰も知らない戦いがあった――。

母親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知ったエイブラハム・リンカーン（ベンジャミン・ウォーカー）は、リベンジを果たそうとおのを駆使した戦闘術をマスターしていく。やがて、黒人奴隷の売買によって食料となる人間をヴァンパイアたちが確保し、それを悪用して政治家が富を得ている事実を知る。個人の力だけでは彼らに太刀打ちできないと感じたリンカーンは、政治の道へと進んで大統領に。昼は大統領として責務を果たし、夜はハンターとしてヴァンパイアを倒していくが... （シネマトゥディより）

第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンが実はヴァンパイアハンターだったという、有名な逸話や史実を織り交ぜて描いたセス・グレアム＝スミスの歴史改変小説「ヴァンパイアハンター・リンカーン」を3Dで映画化。製作はティム・バートン、監督は『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ。

昼は大統領、夜はヴァンパイアハンターだなんて、なんと奇想天外な設定なんでしょ!と楽しみにしてました。しつこく予告編を見せられたおかげで監督の名前も覚えられたし!!

時間の都合で選択肢のないため3D吹替えで渋々観てきました。
3D効果はというと悪くはなかったかな。空気中の塵がキラキラしてたり、砂埃や雨が目の前に映ってたし、何度か目の前にモノが飛んできておおっ!!と思うシーンもありました。ヴァンパイアの目が水晶のように見えるのがきれいでした。
吹替えは美声どころが揃ってて聴き惚れておりました。メアリー・トッドの声が聞き覚えがあるんだけど最後までわからず.....そしたら相武紗季ちゃんでした。まぁ良かったとは言えないけど悪くはなかったという感じでした。

うん、面白かった!! アクションシーンはテンション上がった!!
若い頃とはいえ、あのリンカーンがヴァンパイアハンターでしかもアクションもいけるクチだったとはびっくり(笑)。『ウォンテッド』の監督らしいスローモーションのアクションシーンはカッコ良かったし、リンカーンが武器となる斧を華麗に振り回す姿がカッコ良い～。この俳優さんはあまり知らないなーと思ってたら『父親たちの星条旗』に出てたんですねー、全く覚えがない(汗)。
リンカーンにヴァンパイアハンターとして特訓するお師匠さんにドミニク・クーパー。今回はこの人が一番良かったな。切ない過去もあったりで、この時代の衣装も似合ってましたね。

奴隷制度の廃止についても、ヴァンパイア（南部）たちにとって食糧となる人間（奴隷）が自由になられたら困るわけで...それが南北戦争に繋がるとはうまいこと絡めてきたなーと思いました。
斧を振り回すのだって、農場の息子として生まれてるからありえそうだしね。
後に暗殺されたのは....もしかしたら....ヴァンパイアに殺されたのかも???

ところで、ヴァンパイアはヴァンパイアを殺せない設定になってたけど....そうしたら様々なヴァンパイア映画に支障がでますなー(笑)
まぁ気軽に楽しめるヴァンパイア映画ですかねぇ。
本編の前に予告編でスピルバーグの『リンカーン』の予告編も流れましたが今はリンカーンブームなんですか?

★★★.7

 

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