公開:2006/02/25
監督:西谷弘
原作:桂望実『県庁の星』(小学館刊)
出演:織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介、和田聰宏、紺野まひる、井川比佐志、益岡徹、ベンガル、酒井和歌子、石坂浩二
K県庁のキャリア公務員、野村聡。プライドが高く、組織の中でいかに出世するかが人生の目的のすべてという極端な上昇志向の持ち主。ある時彼は、県政の目玉プログラムである民間企業との人事交流研修のメンバーに選出される。ところが、派遣されたのは田舎の三流スーパー“満天堂”。しかも、野村の教育係となった二宮あきは自分より年下のパート店員。それでも出世のためと意気込む野村だったが、書類とマニュアル優先の仕事しか知らない野村はまるで役に立たず、現場主義で実戦派の二宮ともことごとく衝突してしまうのだった・・・
今回は公務員のお話で、お堅い役どころでしたがやはりおもしろかったです。
県庁やスーパーの裏事情がよくわかりますね。ここまでかどうかは知らんけれども。
確かにお役所の人たちってあんな感じ。
間違っても素直に謝らないし、ムダ使いするし・・・?
ちょっとお役所が絡む仕事をしていたりするので結構うなずけるところもあったりして(笑)
政治は人の上に人を作り、人の下に人をつくる
を信条としてきた公務員・野村聡。
最初はかなり嫌な感じ。
すんごいプロジェクトを企画したのはいいけれど、民間企業研修でとんでもないトコに来させられた野村くんこと県庁さん。この呼び方も最初は好意的じゃないよね。
あまりのギャップにおどろく姿がかなり笑えました。
お金持ちのぼっちゃんが庶民の生活を見た感じなのか?
全体的にクスッと笑えるところ多し。
お役所にはある組織図・・・そんなもんスーパーにゃないよねっ
そんなの作ってるヒマもないし、必要もないだろうって。
お役人さんってのは書類好き、組織図好き。
書類がないと仕事ができないのかなーっ
だから機械的な感じがする。
前向きに検討します!
いいんかな~ということは何もしないということか・・・
今度私も使ってみよう。ムダなこと言ってくる上司がいたりするんだもん。
検討・・・だから必ずしも良い返事をしないくてもいいわけだし
石坂浩二演じる県議会議長はぴったり。
さすがだわ。議長さんてあんな感じなのかな?
議員なら一度はなりたい議長だもんな←実際に聞いた
どこまでも感じ悪いっ
知事は女性・・・ってことは某県?
この人もよくわからないぞ。この人の“前向きに”はどっちなんだろう。
一見ホントの前向きっぽいがさてさて・・・。でも知事だしな~
でも都合のよい言葉だ。日本らしい曖昧さ
どうしても頭から離れないエスプレッソマシン!
みんなの税金、税金といってる割にえらく高いもん買っとるじゃないかっ
しかもカップの底に県庁のロゴ入り!
それは特注じゃろーが。ふつうのでいいじゃないか。もったいない。
専用ラウンジ?そんなもんいらんっ
実際はどうか知りませんけどね~わざとカップの底のロゴを見せるあたりはニヤリです。
なぜか気になりました(笑)
でもラストでは・・・いろいろと変わってましたが。
お役人さんたちの良いところと、民間企業の良いところでうまく組んだらすばらしいものができるかもしれませんね。しか~し、ムリだろうな今の体制では・・・。でも県庁さんのような人も絶対いるはず。頑張っていただきたいです。小さなことからでも改革していきましょ。
三流スーパー『満天堂』
最初は寂れてそろそろだめか~?みたいなスーパーでしたね。
“しっかり手を洗て”は笑った。しっかり“つ”を入れられてたー。
Aチーム・Bチームのお弁当合戦は最初から勝敗はわかってる。
高級な食材だから売れるとは限らないわけで、私なら安い方買っちゃうと思う。
でも何か特別なことだと高いのも買ってしまうこともあるけど。
でも売り方ひとつなんですね~。
でもでもフライの2度揚げはいやだな。
外人さんがフライはサクサクがおいしいっていってたけどそれはちょっと・・・
あの、お惣菜・・・まっどこもそんなもんなんじゃないですかね。
あれはヒドイが。
あっデパ地下滅多に行かないが2周するってことはあるかもしれない(笑)
最初と最後ではスーパーの雰囲気も変わりましたね~。
なんとなくな営業展開から県庁さんのお陰で活気が出てきたし。
私がとっても良かったなと思うところは、挫折を味わったあとからですね。
“織田裕二”らしさが出てましたね。おぉっ青島くん?
そして最後に議会での意見はとてもよかったです
この作品の言いたかったことなのかなと思いますね。
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