【CRAWL】 2019/10/11公開 アメリカ PG12 87分
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:カヤ・スコデラーリオ、バリー・ペッパー、モーフィッド・クラーク、ロス・アンダーソン
思い出の我が家はヤツらのテリトリー
STORY:大学の競泳選手ヘイリーは、巨大ハリケーンの直撃を受けたフロリダで一人暮らしをしている父デイブと連絡が取れなくなったことを心配し、急ぎ実家へと向かう。嵐の中、どうにか実家に辿り着くも父の姿は見あたらず、地下室で重傷を負っていた父をようやく発見する... (allcinemaより)
巨大ハリケーンで浸水した自宅に取り残された父と娘が、水と一緒にやってきたワニの大群に襲われる恐怖を描いたサバイバル・パニック・スリラー。監督は『ルイの9番目の人生』『ピラニア3D』『ミラーズ』などのアレクサンドル・アジャ。
遅ればせながらやっと観てきました★
嬉しいことに一番大きなスクリーンの朝の回でした。
巨大ハリケーンが襲ってきて~のディザスターものはよくある設定。しかし、暴風雨の中、水とともに現れたのがワニ。しかも一匹ではなく何匹も現れるというものでパニック×パニックで最後までハラハラドキドキの展開となりました。
なんでクロール?と思ったらヒロインのヘイリーが競泳選手という設定。これが後々力を発揮するわけで...。父親と連絡が取れないので様子を見に行ったら(本当は危ないから行ったらダメ)、父親は地下になぜかいて(これも暴風雨なのに行ったらダメ)ケガをしていたという...。その地下でワニさんがいたというわけですね。確かにヘイリーが車を走らせてた時にワニ園の看板があった。
最初は死んでいるのかと思ったパパが気を失っていただけというのもびっくりたけど、その後も何度か死にそうな目に合ってて普通なら死んでるよ~な所が何度か。パパがあっさり退場かと思ったらかなり健闘してましたね。一緒のワンコもどうなるかとヒヤヒヤもの。ヘイリーがなかなか強い子で彼女の頑張りがあったからこそのハラハラドキドキの展開。ずっと水に浸かりっぱなしで撮影大変だっただろうなぁ。ただワニより泳ぐのが早いと言い聞かせるパパには笑った。
助けに来てくれた、来いくれそうな人たちが次々とワニたちの餌食になっていくのはなかなかグロいものがありました。父娘も打倒ワニと水嵩が増してきての一難去ってまた一難を繰り返し、斬新な設定でもないのに映画としてはとても楽しめました。
が、公開されて台風19号と重なり複雑な所もあります。映画ではワニが流れて?きたけど、リアルな地元では牛が流されました(隣の県まで流されたけど元気)。ほかにも空気銃や散弾銃が流され(見つかった)たり、水が引いたあとイノシシが何頭も現れケガをしたという話もあり、ワニもあり得ない話ではないかもしれません💦 でもこういうパニックは映画だけの話にしてほしいものです。
鑑賞日:2019/10/17
※TOHO cinemas free passport #3
最後までハラハラドキドキの連続でした。
それにしても、最後は父親の腕まで…
容赦ない展開はさすがアジャ監督だけはあります。
逆に父親の腕だけで済んだのはすごいなと 笑
てっきり娘をかばって亡くなるのかと思ってました。
牛が肉食じゃなくて良かったです。
デスロールも良かったし、父娘関係の修復も、見せ方演出なども良かった。
ただ、私はラストに後ろを振り向いたヒロインが見た光景がバッドエンドになって、叫んで終わるのかな、アジャだしな。
って思っていたので、そういう広い意味でマニアック的ではない一般向けな作品なのかなあと思いました。
肉食だったらもう1本映画が作れそうです
確かに一般向けですね。
ありがち設定もなかなか楽しめました!