バニシング・シューター

【RAPIDFIRE：2005年TVM】
製作国：カナダ
監督：カリ・スコグランド
出演：デヴィッド・キュービット、クリスティン・レーマン、ジェイソン・ゲドリック、エミー・アネク、ラウロ・チャートランド、ジェシカ・スティーン

反政府過激派の一群が、カリフォルニアの静かな町で大胆な銀行強盗を計画。保安官・トニー率いる地方警察は、彼らを猛追するが…。

米国警察史上もっとも凶悪とされる事件をもとにつくられたもの。
ウェズリー・スナイプス出演の「スナイパー」の監督さん。
うわっコレ観てないかもっ。
だかしかし、製作はカナダでTVM、、、
本国アメリカでは製作されなかったのでしょうか・・・それとも類似品があるとか？
TVMではありますが、なかなか見応えはありました。

冒頭は強盗事件から始まりますが、その後事件前に戻ります。
それから40分くらいまでは、事件前の様子を描いているのでかなり退屈。
これから事件を起こすというのにあまり緊張感もなく過ぎていく・・・
事件が始まってからはもうスピード感のある展開になっていくので、
そこまではちょっと我慢です(笑)
そもそも事件を起こすキッカケが、銀行に融資を断られたから(笑)
だって無職だったら誰も融資しないよね？

一見ただの銀行強盗事件でどこが史上最悪なんだ？と思ってしまいます。
しかし、逃走シーンからがすごい！
カリフォルニアの静かな町が、警官vs犯人との銃撃戦でここは戦場か？
と思うほど迫力があります。
ドンパチ大好きな私はちと興奮します～。
ただ金を持って逃げるだけでいいのにねぇ。
犯人の一人が銃撃を受けたのをキッカケとして、
仲間の一人がキレちゃったのが銃撃戦の始まりだったりする。
警察側は応援がきて犯人たちを追い詰めていくんですが、
警察が追い詰められてしまう場面も！
銃撃戦、カーチェイス、森？へ逃げてそこでも銃撃戦と、
もしかしてこれがやりたかったんじゃないの？と思うアクションシーンは中々見応えありです♪

実際には、犯人側は２万発以上発砲し、33台のパトカーとヘリが破壊され、
８名の警官が負傷うち１名が犠牲になったらしいです。
この映像の中でも撃ちまくってましたからねぇ。
パトカーはすぐに穴だらけだし・・・窓はすぐ無くなるし^^;
とにかくアクションシーンだけを楽しむなら、始まってから40分後あたりに注目☆

*映画鑑賞★日記・・・より転載