【FLY, DADDY, FLY】
2007/04/21公開
製作国:韓国
監督:チェ・ジョンテ
原作:金城一紀 『フライ、ダディ、フライ』(角川書店刊)
出演:イ・ジュンギ、イ・ムンシク、イ・ジェヨン、ナム・ヒョンジュン、キム・ジフン、イ・ヨンス、キム・ソウン、イ・ジュ
大切なものを守りたいんだろ?
STORY:高校の校庭の乗り込み、へっぴり腰で包丁を振りかざし“テウクを出せ!”と叫ぶ一人の中年男。しかし次の瞬間、クールな高校生コ・スンソクの一撃で気絶してしまう。この冴えない中年男の正体は、ごく平凡なサラリーマン、チャン・ガピルで、高校のボクシング・チャンピオン、テウクに暴行され心身に深い傷を負った最愛の娘ダミの復讐にやって来たのだった。事情を聞いたスンソクの同級生のアドバイスで、ガピルはスンソクへの弟子入りを志願する。こうして、ガピルの過酷な40日間の猛特訓が始まった。
頑張るおとうさんはかっこいい☆
岡田准一、堤真一出演で映画化された金城一紀原作の「フライ,ダディ,フライ」を韓国でリメイクした作品。
オリジナルと区別するために最後のフライを取ったのかな。
舞台は韓国なのでちょっとした設定は変わってましたが、大筋は同じですね。
でもこっちの方が流れがより自然に感じました。
岡田くんが演じた役をイ・ジュンギくん。今回初めてのなのですが化粧映えがしそうなイケメンくんですね。クールな役なこともあるのかとても不思議な雰囲気がありました。この顔でケンカが強いなんて・・・かっこいいなぁなぁなぁ~。
娘の復讐を誓う父親にはイ・ムンシク。「ラスト・プレゼント」に出てたようですがあまり覚えてないです。アップになるシーンが結構出てくるんですが、グッチ裕三に見えて仕方がなかった・・・。
オリジナルはカッコ良すぎたけど、こちらはいかにも中年サラリーマン!という感じがでていて良かったです。
役作りのために15キロ太って、実際に撮影期間中に同じだけ減量したというから驚きますねぇ。確かに自然に身体が締まっていくのがわかりましたしね。すごいわ!
おじさんには無理だろ~と思うくらい過酷な特訓。時に・・・これはロッキーですか?なんていうシーンもあったりしてニヤニヤしてしまった。
好きなシーンのひとつにバスとの競争があるんですが、これは盛り上がりますねぇ。バスに勝った時、乗客の人たちが拍手してくれるのがうれしい。
娘のためにここまで頑張れるおとうさんってカッコイイなぁと思います。
親子ほど違う2人の友情も良かったし、お互いに分かり合えたところからまた盛り上がります。ここらへんが感動するんですよ。
ラストのテウクとの試合はちゃんとボクシングのリングを設定して全校生徒の前で戦うという派手な設定になってたのにはビックリしました。オリジナルよりも規模がでかいっ。そ、そこまでする?(笑)
でも韓国の学生さんはお人好しが多いんだねー。普通ならやられまくってるおじさんにイライラしちゃうと思うんだけど、黙って見守ってるんだもん。
やっぱり盛り上げ方がうまい韓国!
オリジナルも良かったけれど、リメイクの方もちょっと雑な感じはしましたが良かったと思います。
ラストの“ダディ~っ”て叫ぶシーンがいい~☆
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