【THE INVASION】
2007/10/20公開(10/23鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
原作:ジャック・フィニイ 『盗まれた街』(早川書房刊)
出演:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジャクソン・ボンド、ジェフリー・ライト、ヴェロニカ・カートライト
ある朝突然、あなたの家族が、別人になっている。
眠っちゃダメ。
家に帰っちゃダメ。
必ず助けるから。
──ママより
STORY:ある日、スペースシャトルが原因不明の事故で地球に墜落。その残骸の中には、謎の生命体が紛れ込んでいた。やがて間もなく、感情を失ったように人間の行動を変質させる謎の伝染病が発生するのだった。そんな中、精神分析医のキャロルはこの病原体が地球上のものではないことを突き止める。そして友人の医師ベンたちと共に分析を進めると、そのウィルスは睡眠中の者に感染し、人間ではない何かに変えてしまうものだと判明する。さらに、最愛の息子オリバーがウィルスの拡大を阻止する鍵を握っていることも分かるが、元夫に預けていたオリバーは行方が分からなくなってしまっていた…。
ノリはゾンビ映画。
あんなことや、こんなことになってもニコール・キッドマンは美しい。
ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグが出てるときちゃ観に行かなきゃならんと思い、ちょっと午前中に観に行ってきちゃいました。え?仕事?気になさらずに。
今回はチラシも何も見てどんな話かさえ知らずに行っちゃいました。
ジャック・フィニイのSF古典小説『盗まれた街』から4度目の映画化。
・・・4作とも観てないです。面白いですか?
謎の生命体が人体に入り込んで人間の行動をおかしくさせてしまうのですね。
前にもジョニー・デップ出演で似たような作品がありましたが、夫が夫であって夫ではないという。あの時は宇宙飛行士が宇宙から帰ってきたら変わってしまってたというものでしたが似てる。
ゲームのような展開で、「バイオ・ハザード」に似てるかも。ゾンビじゃないけど、感染者に襲われたり群がってくるところはゾンビ風・・・いやアメリカ風。最近はゾンビものが流行ってるみたいですね・・・(これはゾンビではないケド)
インフルエンザのウィルスは隕石等にくっついて宇宙からやってきた説を信じてるほうなので興味津々なのでありました。SARSも鳥インフルエンザもきっとそうだ。もしかしたらここに出てくる生命体もいつか来るかもしれない・・・?なんてね。
何が目的で謎の生命体が地球に現れ感染させていくのかと思ったら、この生命体は地球の平和を考えてくれたものだった(笑)
確かに感情を制御させれば、憎しみも争いもなくなるかもしれません。だけど、感情があるから人間やってて面白かったりするわけだし・・・できたら戦争をしたがっている人たちにまず最初に感染して欲しかったですね。
寝てる間に感染してくわけですがヌルヌルベトベトは気持ち悪い~っ。
元ダンナがニコールの顔にゲロ吐いた~っキレイなお顔になんてことしてくれるっ。これで眠ったらアウトです。ギネスに挑戦のようにあらゆる手段で眠らないようにするんですが、心臓にグサッと注射だけは勘弁です。あんなことして大丈夫なんでしょうかコワッ。
ただ、感染者と同じように無表情で歩けばごまかせるのには笑ってしまいました。ただし、目の前で人が落ちてきても、驚くようなことがあっても絶対無表情じゃないとだめですが。すごく緊張する~こんなだったら感染しちゃった方が楽かもしれない、、、
後半の元ダンナに連れていかれた息子を取り戻しに行くところからはドキドキもんで面白かったです。電車でのシーンはゾンビ映画にしか見えません、、、
街中でのカーチェイスにクラッシュシーンはなかなかの迫力がありました。
子どもは突き飛ばして気絶させるし、襲ってくる大人には撃ち殺す・・・いいの?
ラストを考えるとワクチンで正常になっても、死んだ人は死んだままですよね。ダニエルには撃てないーって足を狙ったのなら、ほかの人も足を狙えば良かったのになぁ。撃たれた人が一番かわいそうでした。
ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグが出てる割にちょっと地味でしたね。
ママでもニコールは素敵でした。
逃げまくる途中で化粧がはげていってもキレイ。
髪がボサボサになってもキレイだよ~っ。
どんどん追い詰められながらも危険を覚悟で息子を救いに行くところは、やっぱり“母は強し”ですね。
息子役の男の子が可愛いし演技もなかなかのもの。最近の子は美味い、いや上手いですね。
ダニエルもボンドのイメージは全然なくて良かった。相変わらずのキレイな瞳にフラッときつつ、普通の役を普通っぽく演じておりました。
つまらないという話もチラッと聞いたのですが面白かったですよ・・・私は!
オリジナルの小説を読んでなかったり、ほかの作品も観ていなかったので楽しめたのかもしれませんね。
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