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【LONE SURVIVOR】 2014/03/21公開(03/11試写) アメリカ PG12 121分
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター
[Story]
2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯である特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。それは世界最強の戦闘能力を持つ精鋭部隊といえども、死に等しい絶望的な状況だった。そんな想像を絶する極限状況の中、一人の兵士が生き延び奇跡的に生還する...
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズ史上最悪の惨事と呼ばれる“レッドウィング作戦”を映画化した戦場アクション。
ただ一人、奇跡の生還を果たした兵士マーカス・ラトレルの体験記「アフガン、たった一人の生還」をもとに極限状況である戦場の真実を描く。
監督は『バトルシップ』『ハンコック』のピーター・バーグ。
試写が当たったので久しぶりに父親を誘って観てきました。
冒頭にネイビーシールズの訓練の様子が流れたけど、『ネイビーシールズ(ACT OF VALOR)』という作品を観ると活躍がよくわかります。
まさに史上最悪最低の作戦ですね。よく映画で観る(フィクション含む)アメリカの作戦名はいっちょ前だけど中身はどうしようもないってことが多いですが、これが実話だなんて...亡くなった兵士たちも浮かばれませんわ、、、。
無線が酷すぎる。ちゃんと繋がっていれば死なずにすんだかもしれないし、多くの犠牲者も出なかったはず。兵器は進化してて通信機器が進化してないなんて...。それに羊飼いに見つかって殺すか生かすかでもめてる時、マスコミも悪いよなと思いましたね。あの時、別の選択だったら丸腰の一般人を殺したとマスコミは叩くだろうし...。いずれにしても叩かれるか死ぬかしかないという....。あの台詞にちょっと嫌みも込められてたり?
ほぼ全編にわたって銃撃戦のみ。しかも撃たれた傷がもーイタタタタターっで何気にグロいです。予告編からたった一人が奇跡の生還とうたっているのと、はじめにボロボロになって助け出されるシーンから始まるので、それ以外の3人が出てくるとこの人は死ぬのね...と切ない気持ちになりました。
とにかくキャストが良いわ。マークはかなり体力づくりしたのかワイルドな顔立ちになっとりましたね。
最初から一人が生き残るのがわかってるんだけど、本当にそこで戦ってるかのようなリアル感臨場感があって、最後まで緊張感緊迫感ある展開でハラハラしました。ピーター・バーグ監督は戦闘ものがうまいですよね。
必ず4人で生きて帰る!というのが伝わってきたし、仲間を決して見捨てない、自分を犠牲にしても仲間を救いたい気持ちが何とも言えない気持ちになります。
私は知らなかったんですが、まさかああいう風に助けられたとは思わなかった。まぁそれしかないですけどね。映画みたい~と思いつつ、同じアフガニスタンの人たちでも昔からある掟を守り、タリバン兵に銃を向けてまで逃げてきた人を人種を問わず助けてくれる村人もいるんだなと感動するところも...。
ラストに別れるシーンから泣けちゃいました。少年がとてもいい子だったな。
ナイフを持て来てーのシーンでは笑わせてくれました。ちょっとした癒し。
エンディングでは実際の人たちの写真がうつって....ここでさらに泣けました。
こんな若くて誠実そうな人たちが過酷な戦いをしたのねと思うと、戦争のばかばかしさを痛感します。
ひとり生き残ってくれたことで4人がどう戦ったかわかったし、こうして映画化されたことで亡くなった兵士の方も少しは浮かばれるといいのですが...。
今年は“生きる”映画が多い感じがします。
★★★★.2
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アフガン、たった一人の生還 (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ) |
高月 園子 | |
亜紀書房 |
サバイバルで生還!?かとおもってたけど、、、
まさかの救出劇でしたね。
おなじ民族でもこうも違うのか!?とビックリしましたわ。
ラストは、やっぱり泣けましたね。。。
そうそうまさかの救出劇!
同じような民族だとみんな一緒に思えちゃう所があるけど、あの村の人たちのような人もいるとはね。
ラストの実際の人たちが映った時には悔し涙が....
臨場感が半端なく、手に汗握りっぱなしでした。
タイトルから既にネタバレしているのですが、
なぜ彼だけが助かったのか…その理由がラストに語られており、
その掟があるということ自体勉強になりました。
エンドロールの実際の隊員の写真は強く胸が締め付けられましたよ。
本当にリアルで臨場感ある作品でした。
今回はネタバレ?は仕方ないわけですが、なかなか興味深いというか勉強になりましたよね。
エンドロール....もう悔しさで泣けました。
アメリカが世界各地で軍隊を展開させている理由の一つに、こういう戦いから逃げない人を助けたいというのがあってほしいとも思えましたよ。
まったくその通りです。
同じくこういう人たちを助けてほしいものですね。
もーーーーー痛かった。。。
目ひらいてみておれなかった。。。
でもそういう映画は好きなのよね。
かなり痛そうだし映画だと思ってもひぃ~て感じだった。
本作はそこがメインのような。
撮影は本当に大変だったと思いますね。