【THE UNBORN】 2008年劇場未公開 アメリカ 89分
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:オデット・ユーストマン、ゲイリー・オールドマン、ミーガン・グッド、カム・ジガンデイ、ジェームズ・レマー
不気味な少年の悪夢に悩まされていた女子大生のケイシー。いつしか目覚めているときにも恐ろしい怪異に苛まれ始める。やがて、自分には一緒に生まれてくるはずだった双子の男の子がいたことを知る。そしてついに、自らの家系に潜む恐るべき因縁に辿り着く...
観たらトイレに行けない...との評を見たので敬遠してたのだけれど、製作にマイケル・ベイ、キャストにゲイリー・オールドマンというのがひっかかって、やっぱり観ちゃいました。てなわけで昼間に鑑賞。でもトイレには行ける感じ(笑)
始まってすぐ心霊現象が現るのでドキっ!!その後ベビーシッターをしている家の子供が突然暴れ出して“ジャンピーは生まれたがっている”という謎の言葉を発します。それからケイシーの周りでは不可解なことが起こり、そのうち彼女の瞳が変色するという本人自身にも変化が出てくるのです。
病院に行くと双子にかかる病気だと知り、自分には生まれるはずだった双子の兄ジャンピーがいたことを知るのです。実はディバックというこの世をさまよう悪霊がいて、この世界への入口として双子をねらっていることを知り、悪魔祓いの儀式を行うことに。
双子、ナチスの実験、そしてアウシュビッツ収容所が絡んでくるのが興味深いですね。特に双子は神秘的なものがあるから、もう一人が生まれることができなかった恨みというのはちょっと恐怖感が出てきます。
だけど悪魔よりも、私には大量の虫が一番恐ろしかったーー(泣)。何度か大量発生シーンがあってそっちでトイレにいけなくなりそうでしたわ。
悪魔祓いの儀式もなかなか迫力あったし、後半でやっと出番のゲイリー・オールドマンが説得力あって良かったな。なんで出てるんだーろと意外でしたけど。お話としては好きなタイプだったし、驚かし方が古典的で好き。顔が逆になってる犬とおじいさんがゾッとしたー。しかもおじいさん、ブジッジでの階段降りやっちゃう?てな感じでした。
思ってたほどの怖さはなく怖がりの私にはちょどいい感じ。テンポも良いし、映像の雰囲気も良し。なぜ今になって彼女をこんな目に?という疑問はオチで納得しました。
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