エニイ・ギブン・サンデー

【ANY GIVEN SUNDAY】
2000/03公開
製作国：アメリカ
監督：オリヴァー・ストーン
出演：アル・パチーノ、キャメロン・ディアス、デニス・クエイド、ジェームズ・ウッズ、ジェイミー・フォックス、ＬＬ・クール・Ｊ、マシュー・モディーン

とにかくアル・パチーノが出てればOK！

STORY：チームに命を賭けるヘッドコーチを中心に、そのオーナーやメンバーたちの交錯する思惑を群像劇スタイルで捉える。移動カメラを駆使した、エキサイティングな試合シーンは必見。アル・パチーノ、キャメロン・ディアス共演。連敗続きのアメフト・チーム、マイアミ・シャークス。観客減と主要選手の負傷に悩んでいたヘッド・コーチのダマトは、起死回生を狙い新人選手を投入する。

 

アメリカン・フットボール界の裏舞台を描いた作品。
うーん、私にはいまひとつルールがわからないんだけど見れば面白いスポーツです。
だからと言って映画化されたから観ようというほとでもない。
なぜ観たか？それは、アル・パチーノが出てるからですよ（笑）
やっぱりこの人はすごいですねぇ。
あまり面白くない作品でも彼が出ていれば最後までちゃんと観られる。
今回もアメフトにはさほど興味がなかったんですが、
取り溜めていたハードディスクのクリーン作戦（勝手につけた）で観てみたんですが、
良かったです、アル・パチーノが！

どんなスポーツでもケガの危険性がありますがアメフトは特に危険なスポーツですね。
だからガッチリと決めたスタイルでのぞむんでしょうけど・・・
骨折、打撲、出血・・・そんなの軽い軽い、間違ったら死んでしまいそう。
目、、、目がね、、、あのシーンはゾッとしましたよ。
拾って袋に入れてるんですけど・・・そんなことも実際にあるんでしょうか。

出演している俳優さんたちも体格が良い。しかも豪華。
たまに・・・堂々とした所にぼかしなんかも入っていて（笑）
全然アメフトの世界は知らないので、プレーシーンはどうなのかわかりません。
シロウトが見るぶんにはなかなかの迫力がありましたよ。

さてさて、コーチ役のアル・パチーノさんですが、
やっぱりこの人、私にとっては“かわいいオヤジ”なんですねぇ。
たまに見開く目がたまらんのです（笑）
選手たちにむかって怒鳴りまくっててノド大丈夫と思ってしまいますが（このハスキーな声が好き）。
指導方法はアナログでとっても熱いこのコーチ。
選手たちにも喝入れる時もあれば時には父親のように接したりもする。
後半での選手たちに熱く生き方を語るシーンが感動もん。
このシーンを見ただけでやっぱりこの人好きだーと思いましたから。

チームのオーナーがキャメロン・ディアス。
父親の事業を引継いで一生懸命さはわかるんだけど最初は嫌な女性でした。
最後はだいたい予想のつく展開でした。
どうもキャピッなイメージが強かったんですが、事業家な役もステキ。
言い争いのシーンは絶対負けないのがいい（笑）

結局のところ・・・アメフトでもサッカーでもスポーツなら何でもいいんじゃない？という気も・・・。
そこにアル・パチーノがいれば熱くなれる・・・という感じですなぁ。

*映画鑑賞★日記・・・より転載