【WOMEN TALKING】
2023/06/02公開 アメリカ 105分
監督:サラ・ポーリー
出演:ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ジュディス・アイヴィ、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド
STORY:2010年、自給自足の生活を送るとある宗教コミュニティでレイプ事件が多発する。事件がついに明るみに出ると、長年にわたって尊厳を奪われてきた女たちは男たちが不在の2日間で、自分たちのこれからをどうするか決めるために話し合いを行う...(allcinemaより)
赦すか、
闘うか、
それとも去るか――
実話を基にしたミリアム・トウズの全米ベストセラーを映画化。周囲から孤立した宗教コミュニティを舞台に、男たちから不当に虐げられてきた女性たちが、自分たちの未来を選択するために、男たちが不在の間に行うそれぞれの運命を懸けた緊迫の話し合いの行方を描く。監督は『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』『テイク・ディス・ワルツ』などのサラ・ポーリー。本年度アカデミー賞、脚色賞を受賞。
地元TOHOさんでは上映なしかと思っていたけれどアカデミー賞受賞のおかげかな~ということで鑑賞。
実話ベースでこの事件が表に出るまではみんな見て見ぬふりしてたわけで...おそろしい。これって....昔の話かと思いきや2010年とクレジットされてあまりにも最近のことで驚く。この事件がきっかけで、女性たちは村の男たちが不在になる2日間の間に、“赦す”“残って闘う”“ここを去る”の3つの選択肢を話し合うという物語。キリスト教の教えに従い赦すかというけれど、そういうレベルの問題ではない。かといって闘うのもどうなのか、すべてを捨ててこの村を去るか...なかなかむずしい問題。
なかなか意見がまとまらない中、いつ男たちが戻ってくるのかとヒヤヒヤしながら観てた。やはり結論はそうだよねと納得するけれど、彼女たちの選択した道はこの後どうなったのか、戻ってきた男たちの反応はどうだったのかがが気になるところ。全体的に淡々とした展開だけれど引き込まれて観てしまった。私の観た回はわりと男性が多かったんだけどどう思ったのか気になるなぁ。
鑑賞日:2023/06/04
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