【NO HABRA PAZ PARA LOS MALVADOS/NO REST FOR THE WICKED】
2013/02/09公開 スペイン R15+ 114分
監督:エンリケ・ウルビス
出演:ホセ・コロナド、ロドルフォ・サンチョ、エレナ・ミケル、フアンホ・アルテロ、ペドロ・マリア・サンチェス、ナディア・カサード
その男の衝動は、正義か邪心か――。
[Story]
ある事件をきっかけに、すっかり落ちぶれてしまった中年刑事のサントス。そんなある日、マドリード市内の酒場で揉め事を起こし、酔った勢いで3人を射殺してしまう。とっさに証拠隠滅を図るサントスは、現場から逃げ出した目撃者の存在に気づき、その足取りを追い始めるが...
2004年にスペイン・マドリードでラッシュ時の鉄道を狙った同時多発テロが発生し死者191人、負傷者2000人以上という大惨事となった事件をモチーフに、正義感とは対極の理由からテロ組織を追い続ける一人の悪徳警官の姿をハードボイルドに描いた衝撃の刑事サスペンス。
本国スペインのアカデミー賞“ゴヤ賞”では、作品・監督・主演男優を含む最多6部門を受賞。監督は『ナインスゲート』の脚本を手がけたエンリケ・ウルビス。
ハードボイルドは好きなので渋いおじさま共々楽しめました。冒頭、いきなり酔った勢いで3人を射殺しちゃうから焦った~。しかもオチには頭をズキュン....。落ちぶれたとはいえ警察官としてどうなのか...。
しかし、証拠隠滅を謀ってる途中、犯行の目撃者を追っていくうちにあるテロ組織の存在を知り、最後の正義を秘めて組織に立ち向かうというもの。
わりと淡々としてて盛り上がりがないので好きじゃないと楽しめないかなぁ。最初もそうだけど後半の銃撃シーンは容赦ない。撃たれた頭からなんか出てたぞ、、、。
警察内部ではサントスに疑いの目を向ける一方で、テロ組織を追うサントス。捕まるかテロを阻止できるか...みたいなところが見所ですかねぇ。面白いというより渋さをとった評価です~。
★★★.7
ホセ・コロナド,ロドルフォ・サンチ,エレナ・ミケル,フアンホ・アルテロ | |
松竹 |
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