☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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チョイス!

2010年03月16日 | ★★★++

チョイス
【SWING VOTE】 2009年劇場未公開 アメリカ 120分
監督:ジョシュア・マイケル・スターン
出演:ケヴィン・コスナー、マデリン・キャロル、ケルシー・グラマー、デニス・ホッパー、ポーラ・パットン、スタンリー・トゥッチ

Story:ニューメキシコ州のテキシコという地図にも載らないような小さな町で卵検査官の仕事をしている冴えない男バド。巷では現職のブーン大統領とグリーンリーフ氏による大統領選が話題となっていたが、全く無関心のバドはいつも行きつけのバーで飲んだくれている。そんな彼とは対照的に愛国心の強いしっかり者の娘モリーは、投票日にバドの名前で票を入れてしまう。(allcinema ONLINEより)

 

アメリカの小さな田舎町に住むぐうたらおっさんが大統領を決める一票を手にしてしまったというコメディ作品です。監督は『ウェズリー・スナイプス ザ・シューター』の脚本を手がけたジョシュア・マイケル・スターン。ぐうたらおっさんを演じるのはケヴィン・コスナー。

ケヴィン・コスナー製作・主演のコメディドラマというので観てみましたが、前半はドタバタした感じがありましたが、後半はちゃんと真面目なお話でとても良かったです。製作が2008年なのできっと新政権への思いを込めてつくられた作品なのかな。

巷では大統領選が話題に登っているというのに全く無関心のバド。しかし娘のモリーはしっかり者で父親とは対照的。投票日、バドは投票をすっぽかしたために、モリーが代わりにこっそりバドの名前で投票してしまいます。しかし、運悪く投票の機械の電源が抜かれてしまいその票は未処理に・・・。その後開票の結果、候補者が引き分けとなってしまい、未処理になっていたバドの1票が大統領を決めることとなるのでした。

まず日本では手書きのアナログ処理に対し、アメリカは電子化されているんですねぇ。だけど電源抜けたらアウトですなぁ。しかし、ぐうたら親父の一票がアメリカの未来を左右するというのも怖いもんです。

現大統領と候補者との間でバドへの根回し作戦が行われるのですが、バドの一票欲しさに自分の信念を曲げてまでというのはいかがなものか・・・。

バドに正しい選択をしてもらうために全国から手紙が押し寄せてくるのですが、マスコミや両陣営たちに呆気にとられて手紙すら気づかないのです。しかし、次第にこの状況から何が大切なのかに気づき、モリーの父親として、ひとりの人間として、そしてアメリカ国民としてぐうたら親父は成長していくのでした。

選挙だ選挙、投票だ投票~と結果ばかりが気になってしまいますが、選挙の意味、国民が投票する意味をとても考えさせられる良い作品でした。それにしても、もし自分の1票で国の将来が決まるとしたら・・・逃亡しちゃいそう~。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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