原題:KARLA
公開:劇場未公開
製作国・年度:アメリカ、2006年
上映時間:99分
レンタル開始日:2009-02-06
監督:ジョエル・ベンダー
出演:ローラ・プリポン、ミシャ・コリンズ、テス・ハーパー、レナード・ケリー=ヤング、アレックス・ボイド
STORY:結婚を間近に控えた美男美女のカップル、ポールとカーラ。ある日、ポールはカーラの妹を陵辱する姿をカーラに撮影するよう強制する。カーラは愛する恋人を失う恐怖から手を貸してしまう。
カナダ全土を震撼させたという1992年に実際に起こったベルナルド事件をもとにした異常な夫婦の犯罪を描いた作品。
妻の妹と二人の少女をレイプしあげくには殺害。その一部始終を録画していて、その妻にもその行為に参加していたというビックリの内容。ポールを失いたくないという理由で自分の妹を犠牲にしてしまう神経が理解できません。しかも自分から呼んでいて眠らせるための薬まで用意してます。その後二人は平然と結婚してる、、、。
この事件の恐ろしいところは夫婦でやってたというところで、夫の犯行にも非難するどころか一緒に行動して少女を誘ってます。とにかく夫のポールは完全にイカレたやつで、カーラが何も言わないことをいいことにやりたい放題、そして気に入らないとすぐ殴る。新婚旅行先でも遊ぶ女性を用意してないからといって殴る・・・。夜な夜な出掛けていって、今レイプしてきたから~とさらりと言っても怒るわけでもなく嫉妬するわけでもない、何の感情もないカーラもイカレてる。
つーか、あれだけひどいこと言われてて文句も言わないし、夫が目の前で犯罪を犯しているというのに愛してるから離れたくないからと取り乱すこともなくただ見てるだけ。自分だって殴られてひどいことされてるのに、それでも一緒にいたいという理由が全然理解できませんね。人間としておかしい。
この作品は、カーラの担当弁護士や精神分析官に取材してつくられたそうです。
実際に殺害したのはポール、でもたとえ手を掛けていないとしてもカーラは異常ですね。
ポールを演じた俳優さんがとんでも熱演でほんっとに憎ったらしかったなぁ。
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