【EXISTENZ】 2000/04/29公開 カナダ/イギリス 97分
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ジュード・ロウ、イアン・ホルム、ウィレム・デフォー、クリストファー・エクルストン
脊髄に穴をあけ、そこにバイオケーブルを接続して楽しむバーチャルリアリティゲーム。その最新ゲームをめぐって、天才ゲームデザイナーと反ゲーム主義者たちとの闘いが繰り広げられる...
脊髄に穴をあけてケーブルを接続するゲーム・・・究極のゲームですなぁ。監督は『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』のデヴィッド・クローネンバーグ。
その昔、劇場で衝撃的な予告編を観て気分が悪くなった曰く付きの作品なのですが、ちょっと前にmigさんが紹介されていて今だったら観られるかも!と思い観てみました。
うんうん、今なら大丈夫(笑。なんかの生き物の内臓のようなあのグニョグニョしたコントローラーは本当にインパクトありました。またケーブルも腸みたくて気持ち悪い。今にしてみれば単なる機械じゃなくて内蔵っぽいところが面白い設定ですね。
前だったら絶対途中でリタイアしてたと思いますゥ。コントローラー製作工場は両生類の内臓だらけでグロいです、ゾゾッ。だけどよーく観るとゴム製の手足がブラブラしているのを見て笑ってしまったけれども。従業員のお昼に中華というのもなんとも・・・。スペシャルが一番気持ち悪い~それをジュードが食べちゃうところは一番のゲロゲロです、、、。
でもバーチャルな世界と現実世界が交錯して、現実に戻った~と思ったらまだゲーム中で・・・と観てるほうもどれが現実なのかわからなくなる感じはわりと好きです。本当のラストも実はゲームの中?と思ってしまう・・・。
若いジュード・ロウに、今も昔も全く変わらないウィレム・デフォーと実は豪華キャストだったんですねぇ。クローネンバーグ監督の薄暗い独特のどんよりさは好きなほうなので、思ってたよりも楽しめました。ラストのどんでん返しは私にはポイント高かったです~。
気になってたけどすっかり記憶の奥底にいっちゃってた作品と再会できたのはちょっとうれしいです♪
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