『CHILDREN OF MEN』
公開:2006/11/18(11/22鑑賞)
製作国:アメリカ/イギリス
監督:アルフォンソ・キュアロン
原作:P・D・ジェイムズ
『人類の子供たち』/『トゥモロー・ワールド』(早川書房刊)
出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、キウェテル・イジョフォー、チャーリー・ハナム、クレア=ホープ・アシティー
イギリス以外全部沈没しちゃったのかと思いました~っ
だって不法入国者がすごいんですもん!
☆story☆
西暦2027年、人類はすでに18年間も子供が誕生していなかった。原因は分からず、人類滅亡の時が刻一刻と迫っていた。希望を失った世界には暴力と無秩序が拡まっていた。こうした中、英国政府は国境を封鎖し不法入国者の徹底した取締りで辛うじて治安を維持していた。そんなある日、エネルギー省の官僚セオは、彼の元妻ジュリアン率いる反政府組織“FISH”に拉致される。ジュリアンの目的は、ある移民の少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れることだった。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだったが…。(allcinema ONLINE)
地元MOVIX2周年で一律1000円なので観てきました。
しかし、今日って水曜じゃん!←レディスディ、、、
西暦2027年というから近未来的なお話かと思っていたら、今と全然変わっていないし近未来的な建物は出てきませんでした。
思っていたのとは全然違ってました。
冒頭の爆発のシーンはびっくりした~。
コーヒー一口も飲んでなかったのに~もったいないと思ったのは、私だけでしょうか^^;
飛ばされた時のクライヴ・オーウェンの姿が妙に頭に残ってるのです。
うまかったな~
イギリス以外全部沈没してしまったかのような不法入国者の多さにびっくりです。
少子化が問題になっているけれど、年々生まれる子どもが減っていくわけだから誕生しない時もきっとくるんでしょうね。
そう思うとちょっと怖いかも。
ただ、何故子供が生まれなくなったのか原因不明ってところには、ちょっとひっかかるもんがありますケドね。
舞台背景がちょっと説明不足かなと・・・
見終わった後に後ろのほうで、“よくわかんなーい”という声が聞こえてました^^;
う~ん、私もちょっと、、、
人類の希望でもある妊婦さんがどうしてこそこそ逃げなきゃいけないんでしょうか。
移民だから?
白人だったら違ってたのかなとかいろいろ考えてしまいました。
“ヒューマン・プロジェクト”もいまひとつわかりませんでした。
これは戦争映画?と思うほど、戦闘シーンはかなりリアルでしたね。
手持ちカメラで長回しってやつですか?
カメラに血が飛び散ってる。
とにかく映像がすごい!
ちょっと前の方で観たせいか、自分もそこにいるかのように思えました。
そんな中で、赤ちゃんの出産のシーンには驚きました。
本当にそこで生まれたのかと思うほどにリアル。
あれはどうなってるんでしょーか。ホントびっくりさ。
でも破水してたのに大丈夫だったの?
へその緒は?
産湯は無くて大丈夫だったの?
といろいろと気になるところも。
ま、いいかー。
一番印象に残ったのは、キーが赤ちゃんを抱いて兵士や移民の人たちの前に現れた時。
すべての戦いが一瞬止まったシーンにはちょっと感動しちまいました。うるっときましたね。
今まで戦っていた人たちが、赤ちゃんを神の子を見るような目で追っていたのが何とも言えません。
子供の存在がこれほど大きいものだとは!
とにかく、クライヴ・オーウェンがびくつきながら逃げてるシーンがすごく印象に残るんですけど(^▽^;)>゛
殆ど逃げてますよね~
そういえば犬や猫に好かれてましたね。
あれは何か意味があるんでしょうか。
ただ犬たちが気になる匂いでもしてたんですかね。
猫がガシッとかじりついてたのが可愛かった♪
ああいう御時世なのに動物がよく出てきてましたね。
ちゃんと動物たちは子供が生まれてるのかな?
それと邦題はヘンじゃありませんか?
なんか違うような気がする。
もっといいタイトルはなかったんかい!
ちょっと期待したジュリアン・ムーアが前半で出番が無くなったのは、ちと残念。
もっと活躍が見たかった。
そしてマイケル・ケインおじ様♪
どんな役なんだろうとわくわくしてたら、お姿にびっくり(笑)
とても味のある役でしたけど、最後は悲し、、、
誰か指ひっぱってやれよ~と心の中で叫んでおりました。
まぁテーマはかなり難しいですが、とても興味が持てたし、印象的なシーンもたくさんあり、迫力もありました。
思っていた内容とは違うけれど、好きです。
エンドロールの後に子供たちの楽しそうな声がたくさん聞こえてきます。
これは良い方向に進んだと思っていいのかな~
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