2011/09/23公開 日本 126分
監督:深作健太
出演:向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、黒川芽以、江口のりこ、黄川田将也、リリー・フランキー、阿部寛
だから、みんなで笑顔をつくった。
医大生のコータは友人たちと楽しい日常を過ごしていたが、何か物足りなく感じていた。ある日、海外支援のパンフレットに目が止まったコータは、すぐに知り合い全員に「カンボジアに学校を建てよう!」とメールを送る...。
普通の大学生活を楽しんでいた医大生が、カンボジアの子どもたちのために学校を建設しようと立ち上がり、数々の障害や挫折を経験しながら目標に向かって奮闘する姿を描いた実際にあったおはなし。
実話ものは好きなので観てきました。たぶんイケメン俳優のファンと思われる女子多し...。きっかけはミーハーな気持ちでもいいと思います。カンボジアという国を知ってどう思い、観終わってどう感じるかが大事かなと。思ってた以上に素晴らしい作品でした。向井くんは映画初主演だったのですね。
ドキュメンタリー映画という感じ。日本のシーンは台本があって演じてるんでしょうけど、カンボジアへ行ってからはほぼアドリブなんじゃないかと思いました。カンボジアの過酷な現状を目の当たりにしての4人は素の表情に見えましたもん。
いざカンボジアに学校を!と言っても行ったこともないしそもそもどんな国なのかも知らなかった4人。やはり現地を知らないと周りの人へは伝わらないですね。
カンボジアというと“アンコールワット”“地雷”“ポル・ポト政権”がパッと浮んできますけれども。でもはっきり言って詳しくは知らないのです。しかし、ガイドのおじさんが4人を案内する場所は過酷なカンボジアの今、過去の悲劇があった場所。思わず言葉を失ってしまうほどの過去にあった惨状...。そしてガイドさんの家族のお話には泣けました。こういった悲しい歴史をきちんと伝えてるのが良かったです。
そんな場所に満足に勉強ができない子供たちのために学校を建てようとサークルを立ち上げるなんて素晴らしい。思ったとしてもなかなか実行できるもんじゃないですよね。しかも150万!! どうやって集めるのかと思ったら、若いが集まるような場所でのチャリティ・イベントを開催。こういう所は今時だなーと思いましたよ。最初はコータの言葉に興味を示さなかった人たちも多かったけど、後半の4人のパンツ一丁での訴えは心に響きました。
意外とトントン拍子にいくなーと思ってたら、協力会社がダメになったりその煽りを受けたりして挫折しかける。映画の中では時間の都合が描かれなかった出来事も多々あるんだろうな。一度は挫折しかけたけれど、子供たちに笑顔を作ってあげるために目標に向かって頑張る姿に感動しました。
実際の4人が人生観が変わったように、出演した4人も何かが変わったかもしれませんね。この出演がきっかけとなっていい俳優さんに成長してほしいな。もしかしたらこの映画を観て自分もと立ち上がる人もいるかもしれませんね。
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向井理,松坂桃李,柄本佑,窪田正孝,リリーフランキー | |
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でもこの演出があるからこそこの作品は非凡なのだと思いました。
深作健太監督、正直今までしょーもない作品ばかりでしたが、ようやく代表作が出来た感じがします。
この映画が製作される前に実際にこの話のマジでガチなボランティアというドキュメンタリー映画が自主制作されているんですよね。
実際の話は知っていたのでそれをこういう有名な人たちが描いた事でそういう人たちの事を知った人は多いと思います。
こういう映画を機会に実際のドキュメンタリー映画も注目されると良いんですけれどね。
だから観てる側にも伝わってきたんですね。
これは深作健太監督の代表作になりますね!
自主制作映画もあったんですね。
知りませんでした...
そうですね、これを機にドキュメンタリー映画にも感心を持ってもらえればいいですね。
いやーーこの映画好きでした。なんかいろいろ考えさせられる映画でしたね。
yukarinさんブログすっかりクリスマスになっている~
かわいいですね♪
ものすごく考えさせられますよね。
思ってた以上に良い作品でした。
クリスマス気分でいきましょーということで^^
ありがとうございます。