【SURVEILLANCE】 2006年劇場未公開 アメリカ 91分
監督:フリッツ・カーシュ
出演:アーマンド・アサンテ、ニック・コーニッシュ、ローリー・フォーティア、ロバート・ラスラー、ダリル・コックス
窃盗事件で逮捕され、保護観察処分の一環としてデパートのガードマンとして働くように言い渡されたデニス。同僚の現場主任ハーレイは完璧な人生を送ってきたかのように見えた。ある日デニスはハーレイが取り押さえた窃盗犯の多くが消息不明となっていることを知る…
本来なら犯罪を未然に防止するための監視装置。それが自分の行動を監視されているとしたら・・・。常に監視されている恐怖を描いた作品。
設定は悪くないんですが、最初からこいつが怪しいというのはわかっちゃってるし本題までひじょーに長かったです。
それにしても社内などに取り付けられた監視カメラの多さはすごいですね。会社内とその経営するデパートの至る所に取り付けられているので一点集中する気ならどこまでもプライベートな所までさえ追えちゃう恐ろしさ。
モニターが並ぶ部屋で常に監視しているのがハーレイと新人のデニス。毎日ハーレイからの厳しい指導のもと、やめるにやめられない事情でしかたなく務めてる状態。しかしデニスはなかなか頭の良い青年で、ある時ハーレイに疑いを持ち始めるのです。
倉庫の奥の奥のドアの向こうから何かの気配があり、そこでは注射器やら変な機械がおかれているようで、時々拷問を受けてるような人物がうつるのです。倉庫の奥で何が・・・とワクワクして観ているのにソコにはあまりふれない、、、。
マネキンの目が動いたり、倒れたマネキンの中から骨らしきものが出てきたりと猟奇殺人を思わるシーンがいくつか出てくるのに結局なんだったのかわかりませんでした。窃盗犯や企業のトップの横領などを見抜いて会社に貢献してきたのに昇進もなく監視人生に嫌気がさしてうさばらしのつもりだったんですかね。
ハーレイの本性を現しだしてきたラスト20分くらいがまぁ面白かったかなー。
中途半端な作品でした、、、。
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