山村有佳里のミュージック+プラス

京都あさぎ美術館へ

私が通っていた時のアムステルダム音楽院は
ゴッホ美術館や国立美術館、そしてコンセルトヘボウに囲まれた芸術を愛する人にはたまらない、といった場所でした。
音楽院の隣の道を行くと、ゴッホの「夜のカフェテラス」にそっくりなカフェがあって、
そこに座って思案していたら、アメリカ在住のダッチの画商の人に声をかけられて話した記憶があります。

ゴッホはオランダを代表する画家ですが、
私が一番最初にベルギーで住んだエノー州モンス郊外の炭鉱町で宣教師として布教活動をしていました。そんなこんなでゴッホにはゆかりがなんだかあります。
そしてゴッホにも人にも歴史あり。

浮世絵に惹かれたゴッホの立体的な画風は他の印象派の作品と違い、確かに織物として再現するにはぴったりだなあ、と。 
「雨」を表現するにも、西洋人と東洋人の捉え方の違いと、それは演奏をする際の歌い方や奏法の違い、と似ていますね、などと話しながら。

生徒のレッスン後で、ご挨拶させて頂くだけで良いかと思いましたが、あさぎ美術館のマネージャーさんに一点一点丁寧な説明をしていただき、お陰で優雅な美術鑑賞の時になりました。

 

塚本社長と。

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