悪魔の花嫁と銀の鬼とポーの一族

最近、昭和の漫画続編が読めて嬉しいです。

「悪魔の花嫁」もその一つ。
絵柄は断然“昭和のデイモス”が好きなんですが、妖しく怖いストーリーは健在。
あしべゆうほ先生の絵は、個人的にはプリンセスコミックスの12巻頃が最も好き！

黒髪・長髪・吊り目の美しき悪魔に魅入られる少女・美奈子。
女神ヴィーナスの生まれ変わりで、奇しくも名前も同じ・・・って、当て字やん！
夜露四苦！みたいな。仏恥義理！みたいな。

こんなに周りで人が死んでたら、警察にマークされるってば！

ややこしい結果になるのに、なんでヒロインは色んな事に飛び込むんだ！？

当時からツッコミ入れつつも夢中でした。

原作の池田悦子先生の作品は、他にも「悪女聖書（牧美也子先生）」「妖子（池田理代子先生）」が大好きでした。

↓こちらはイメージアルバムです。
LPで持ってて、CD化を待っていました。
今ではCDも廃盤のようですね。
伊藤かずえさんがヒロイン美奈子役で、歌もうたっています。
今でも私、もちろん全部歌えます(^-^)v
〜あなたに聞こえますか 低い羽ばたきが〜♪
いい曲なのよー！

OVAはキャストが違うけど、こちらも良かったです。

	<ANIMEX 1200シリーズ>(146)悪魔(ディモス)の花嫁
	佐藤ありす,和泉宏隆,コロムビア・オーケストラ
	日本コロムビア

そして、茶木ひろみ先生の「銀の鬼」も続編があります。

続編がある事を知ったのは、昨年でした！
もーー、早く教えてよーー！
誰に言ってんだかわかりませんが、本当にそんな気分！

1000年も前から女人を喰らい生き続けている鬼・島影十年が愛したのは、神の子・夏乃ふぶき。
当初はコミックス6巻で完結したのですが、2000年代になってから続きのストーリーが発表されました。

鬼と知っても十年と結婚した悪役・麗子さん。
いい年してフリフリのピンクハウスみたいな服を着て変！って扱いで可哀想でした。
今思えば29歳で行き遅れのオバさん扱いなんて、昭和って厳しいなー。
続編では故人になっていて、ますます切ない。

茶木ひろみ先生の集英社時代のコミックスなら全部持ってます！
「真珠姫」とか「絹のヒーロー」とか好きでした。

	銀の鬼 1 (マーガレットコミックス)
	茶木 宏美
	集英社

でもって、これから「ポーの一族」を読みます！
40年ぶりの続編！
昨年、掲載雑誌・月刊フラワーズが品切れになるほど反響を呼んだ作品。
コミックスになるまで読むの我慢してたから、楽しみです。

薔薇のお茶とか憧れたなー。
サンキューパセリ！