この記事の続きでございます。↓
書いて頂いた紹介状を持って、大学病院へ向かいました。
経験上、予約したとて待たされるのが大規模な病院の常。
本とタブレット、マイボトル、楽ちんな服装という装備でいざ!
予想通りでした。
初診受付で待ち、耳鼻咽喉科の受付で待ち、聴力検査で待ち、血液検査で待ち、ようやく担当医の元へ。
ここまでで2時間!
なかなか大変ですよね。
診察までに疲れちゃったけど、女性の先生が優しい笑顔で迎えてくれました。
そして、紹介状をよく読んでくださっており、同じ話を何度もする事なく済みました。
落ち着いた声と話し方で、分かりやすい説明。
なんか安心できる・・。
顔の動きのテストを始め、さくさくと診察して頂いた結果は、やはり通称ベル麻痺と呼ばれる「特発性顔面神経麻痺」とのことでした。
顔面麻痺で最も多いのがベル麻痺。
原因不明のことが多く、ヘルペスウィルスが入り神経を圧迫しているとか、ストレスや疲れ等の総合的な事が要因とされているそうです。
「2週間ほど前に咽頭炎になったことが関係あるのでしょうか?」
と質問すると、
「咽頭炎で引き起こしたというより、咽頭炎にかかるほど身体の状態が疲弊していたからと言えますね」
そんなに私ストレスフルだったのかしらん?
割と家庭円満で楽しく過ごせているんだけどなぁ。
まあコロナで音楽の仕事は全滅、
再びの緊急事態宣言でも補償はない、
Go Toトラベルは解除後に復活させるとか言うし、
その予算は一兆円組み込まれるし、
オリンピックはやるって言うし、
妄言・暴言おまけに会食でクラスターかよ!?
ニュースを見ると政治不信にもなります。
ここには政治・宗教などの話やネガティブな事は書かないようにしていますが、流石にねぇ〜。
そして、何か今できることはないかと悶々しちゃうのは確かです。
おまけにウチの給湯器が壊れて、ボイラー修理がなかなか進まない為、このコロナ禍の冬に銭湯通いですよ!
うん!
ストレスあるある!
あったよ〜!
閑話休題
さて、病名が分かりましたので、今後の治療方針を決めなくてはいけません。
「本当なら、今すぐ入院して点滴治療をオススメしたいのですが・・・」
えー!そんなに大変なんだ!
入院は9日間とのこと。
長いな。
「コロナのこともあり、刻一刻と病床が埋まっていく状況です。急な事で申し訳ないのですが、ご家族に連絡を入れていただき、15分ほどで入院か通院か決めてください」
待って待って!15分て!?
「一泊12万円の個室なら、直ぐにお入り頂けますが・・・」
これまた言いにくそうな先生。
そりゃそうだ。
部屋代だけで9日間で100万以上、加えて治療費と薬代なんて!
上級国民じゃない私には無理だもん。
選択するにあたり、考えるポイントは、
◯入院でも通院でも100%寛解するかどうかは、今の時点では不明。
◯自然に治ることもあるが、麻痺自体が軽症で合併症がない場合になり、今の私は中程度の症状と診断する為、治療はいずれにせよ必要。
◯症状が現れてから数日でピークに達し、それ以降は進まないが、治るスピードは人それぞれ。1ヶ月ほどステロイドの内服を続けていくが、初動は早い方がよい。
◯発症時の症状のピークが重症であればあるほど、回復に時間がかかり、後遺症が残りやすいと言われている。
要するに、治療に専念する為の入院は有効ではあるが、どちらの方法も100%の保証はないわけですね。
だったら行動に制限がある入院は嫌だな〜。
家人に相談したところ、心に負担がない方を選べと言ってくれたので、通院治療に賭けることにしました。
10日は安静にして、きちんと服薬すること。
しっかり睡眠をとり、穏やかに過ごすこと。
毎日、顔を温めてマッサージをすること。
無茶なリハビリは不要。筋肉を無理やり動かそうとしないこと。
半年間は通院し、経過を観察すること。
何かあれば直ぐに報告すること。
羅列するとやる事は簡単そうなのですが、先が見えないのは正直怖いですね。
本当、歌えなくなったらどうしよう。
ある意味、コロナでライブ予定がないタイミングだったのは、良かったのかもしれません。
今できること。
同じ病気になって同じ不安と闘う方の為に、ここに経過を少しずつ記していこうと思います!
何かでこのブログに辿り着いて、ちょっとでもお役に立てたらいいな!
私はこれを神が休めと言ってると思い、せっかく時間があるので、ジャズ理論の勉強と英語の勉強をします。
それとお絵描きして過ごすのん♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/6f/37a661a5e81f0261b7277835ce51eb11.jpg?1611992346)
どんどん描いてるよ♪
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!