1月15日は苺の日だそうで、バンマスが買って来てくれました。
懐かしい〜!
「斉藤さん」の作者でもある、小田ゆうあ先生の「ふれなばおちん」です。
今までずっと練乳をかけて食べてましたが、今日は『昭和の食べ方』で♪
昭和の時代は、牛乳に浸した苺をスプーンで潰して食べたものです!
専用のスプーンも各家庭にありました。
今でもあるのかなあ?とググってみたら、ありました!!
貝印(Kai Corporation) イチゴ スプーン 3本組 ニューウィナー FA-5090 貝印(Kai Corporation)
懐かしい〜!
そうそう、こういうの!
深さがあって、ブツブツしてたの(^O^)
あと、グレープフルーツは半分に切って、砂糖をかけて(⁉︎)、スプーンでほじくって食べてたなぁ。
グレープフルーツ用のスプーンも健在で、なんだか嬉しい。
柳宗理のヤツとか、めっちゃカッコいいから欲しくなりました。
本日の漫画↓
ふれなばおちん 1 (オフィスユーコミックス) 小田ゆうあ 集英社クリエイティブ
「斉藤さん」の作者でもある、小田ゆうあ先生の「ふれなばおちん」です。
主人公・夏は、2人の子供がいる中年主婦。
家事が得意で、特に料理は絶品。
世話好きでいつもニコニコして、日々家族の為に一生懸命な「お母ちゃん」
自分のことは疎かで、髪はボサボサ・スッピン・娘のお古の体操服で外に出てしまうほどお構いなし。
夫はそんな夏に対して女を捨ててると思っており、派遣社員の部下に「うちの奴を誘惑してくれないか」などと軽口を叩く・・・
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これだけ読むと昼メロかハーレクインみたいなんですけど、もどかしいほどの純愛。
ただ相手を愛しく大切に想うだけ。
私も既婚ですし不倫は勿論否定派ですけど、この作品は「不倫」て単語とは異なるんだよなぁ〜。
よくある不倫物だとヒロインは美魔女に描かれるけど、夏さんは普通におばさん!
ダイエットして痩せても、背中のシルエットとか服のセンスとか普通におばさん!
ドラマでは美しい長谷川京子さんが演じてましたが、漫画ではめっちゃリアルな「おばさん像」なんです。
シワも描き込まれてる。
その夏さんが恋に堕ちる訳ですが、最後まで家族が一番大事であるというブレなさと、揺れる気持ちがなんともいじらしく魅力的で、応援したくなっていきます。
10巻は胸が痛くなりました。
夏さんが仕事を探して年齢を理由に断られまくり、立ち寄ったカフェでも酷い扱いをされる場面。
ー自分だったら、もっと丁寧な仕事をするし真摯に働くのに。
お呼びではない。自分は価値がないー
そんなモノローグが刺さります。
似た感情を抱いたことが何度もあるから。
私が20代で読んだら、そこまでは共感できなかっただろうけど。
とても丁寧に、大人の自制と切なさを描いた作品だと思います!
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!