原作ありきの映画について。
先に原作を読んでいたら「あのストーリーを映像でどう表現するんだろう?」と観ますし、
逆に映画を先に観たなら「文章でどう表現しているのだろう」と、読むのでしょう。
「イニシエーションラブ」は、先に映画を観ました。
80年代に青春を過ごした世代なら、まず音楽と小物やファッションに心が躍ると思います。
大筋のストーリーは、よくある若者の恋愛話、いわゆるトレンディドラマなのですが、
「ラスト5分で全てが覆る」
「必ず2度観る」
「映像化不可能」
との評判通り、「そういうこと!?」と驚かされました。
前田敦子さんのキャスティング、ぴったりで素晴らしかったです。
その愛らしさが、これほど怖くなるなんて。
そして、まんまと私も2度観てしまうのでした(笑)
原作読んでみたいなー。
そう思いつつも、すっかり何年も忘れていたのですが、先日古本屋さんの店頭で100円セールのワゴンに見つけて購入。
さっきまで読んでおりました。
小説を一気読みするの久しぶり!
わお!
小説では、ラスト2行を読むまで分からない構成なんだ!
何の前知識もなかったら、注意深く読まないと気付けないですよね。
斜め読みじゃ、絶対ダメ。
ただ単に「付き合って色々あって別れた、よくいる若者の恋愛」になってしまう!
よく思いつくなー。
作家ってすごい!
もう一度、映画を観たくなりました。
そして、オメガトライブを聴きたくなり、男女七人シリーズも観たくなりました。
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!