今日午前10時から千葉市中央コミュニティセンターで会議をされている新日本婦人の会千葉支部で、公立病院問題について報告しました。主な報告は以下の内容です。
初めに、地域医療構想による病院の再編成(病床削減)、公立病院の赤字への対策、民間などへの委託によるサービス削減など国による自治体病院の統廃合の流れがあること。その中でも自治体病院の役割・使命は住民の生命と健康を守り、地域の健全な発展に貢献することだということを強調しました。
続いて、市立海浜病院をめぐる報道や赤字の状況、海浜・青葉の現状と課題について報告しました。海浜病院の老朽化や診療科目の充実、青葉病院の救急医療の強みや周辺病院との関係などです。そして、救急医療や小児・周産期、精神、感染症など政策的医療を行なう病院の役割をお伝えしました。
さらに、千葉市病院事業のあり方検討委員会の議論の内容について報告しました。その際、この間取り組んでいる「市立海浜病院の存続と診療科目の充実を求める署名」への反響や約9千筆の署名を提出したことにも触れました。第3回のあり方検討委員会では、両市立病院の現状維持(海浜は同規模の新病院)、統合、「新病院」建設や青葉病院の医療機能の一部集約などの3パターンについて市が考え方を示したことについてお話ししました。
質疑応答では、「内容が難しい。若い人たちにどう分かりやすく伝えていけば良いのか」「民間活力といって自治体病院をつぶす方向なのか」「災害時には自治体病院の果たす役割は大きいと思う。民間でできるのか」「ある公立病院の医療現場で働いていたので自分も統廃合反対で取り組んで何とか残っている。地域からも必要とされている病院でしたので」「本当に国は病院を減らそうと考えているの?」など出されました。医療関係者だった方も居られたので、私自身も勉強になりました。
今朝は千葉みなと駅で、しんぶん赤旗号外(おにぎりビラ)と浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補のリーフレットを、Nさんと2人で配布しました。
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