今日は野本信正市議が一般質問を行い、土木事務所の主な事業、危険な交差点の改善について取り上げました。
野本市議は、冒頭、「土木事務所の事業は、道路・橋梁など基幹インフラの維持管理から、側溝の新設改良、交通安全施設などの整備と、安全な市民生活の維持をしている。『道路に穴が開いた』『側溝の蓋が壊れた』『雨水があふれた』など市民からの要望に速やかに対応している土木事務所の仕事ぶりには市民も感謝しているし、私も評価している。しかし、毎日たくさんの自動車が走り自転車や歩行者も利用する道路や橋梁は、年月が過ぎれば傷み、整備改修が必要な場所が増え続けている。市内4土木事務所は毎年予算を計上して道路などの維持管理に取り組んでいるが、財政健全化計画で予算の上限が抑えられ、計画的に改修するよりも市民・議会から要望や、市役所がパトロールによって対応することで、手一杯の状況と聞いている。財政健全化は必要なことであるが、土木事務所の主な事業に必要な予算は確保しなければならない」と触れました。
土木事務所事業費の合計は、平成16年度90億8,300万円に対して、平成26年度は59億9,500万円と66%に減少し30憶円減らされていること。道路延長が10年前と比べて150㎞増えていても舗装改良事業費は60%になっていること。予算要求額に対して決定額が抑えられていることなどを示し、「交通網の発達に寄与し、公共の福祉を増進することを目的としている」道路法の目的に基づいて、予算を増額が必要であると質しました。
市は「できる限り予算の確保に努める」と答えましたが、野本市議は、「改良が求められる道路などの改修が遅れている。先送りしている」ことなどを明らかにして、道路や側溝関係予算の増額を求めました。
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